をAkira.Kさんが語っている。
https://kirameister.github.io/episode/22
文字領域同時打鍵のカナ配列は、
このやり方で実装できる、
というところまでは確定のようだ。
おそらく、
親指2キーをF21やF22などの、
使っていないFキーにハックした後ならば、
この方法で親指シフトが実装できるのでは、
と予想する。
ただ、「IMEのローマ字定義部」
を利用している以上、
BSやカーソルキーなどの機能キーや、
Ctrl+Zなどのマクロ、
「」確定戻るなどの文字マクロなどは、
実装出来なさそう。
Googleが気まぐれにそこまでIME内でやるよ、
ってなったら面白そうだけどね。
行段系ローマ字も、
うまく定義すれば実装出来そうだ。
ただBSやエンターやカーソルの移動込みのカタナ式は、
無理そうだね。
そもそも僕はキーコードがPC内でどのようにやり取りされてるかよくわからんので、
モデファイアとキーコードさえうまく組み合わせばいけんじゃないの?
とか素人なりに思ってしまうのだが、
QMKだとビット制限があったりなど、
そのOS特有の定義部分に触れるとダメなんだろうな。
そしてそのへんは僕はよくわかっていない。
調べ方もわからんし、何から調べるべきかがわからん。
配信中問題になっていたことについて。
IMEのオンオフは、
親指シフトでは「モードズレ」と呼ばれてるやつやな。
たしかこれ、Japanistという常駐プログラムが監視して、
PS2配線でキーボード側にモードズレを同期させてたはず。
つまり、IME側が、今オンなのかオフなのかを、
自ら知ることができない問題だ。
素人意見では、「では知れるように改良しては?」
と思うのだが、原理的に難しいのだろうか。
昔のWindowsって、ウィンドウを移動しても、
IMEのオンオフ状態はそのまま継続だったはずなのだが、
今のWindowsはウィンドウによって状態が変わったりする。
前のを覚えているのか、そのウィンドウのデフォルトにクリアされるのか。
おそらく優先順位があり、
その辺が根本原因なのだろう。
で、
僕はMacの現実的な回答が素晴らしいと思っていて、
「押しやすい位置に、明示的にオフとオンのキーをつくる」
がベストだと考える。
それがスペースの両脇の「英数」と「かな」キーだ。
Windowsではそれを生半可にパクってるから、
操作体系にシンプルな哲学がなくてとてもイライラする。
全角半角キーでトグル→今どっちかわからん
Capsで英数→あのキーが英数キーだと誰も知らない
ひらがなカタカナキーでIMEオン→周知してないやろ
無変換、変換をオフオンキーに→いやそれを無変換変換と呼ぶなよ
という混乱だらけなので、
薙刀式では、
「FG同時でIMEオフ、HJ同時でオン」
という、標準運指では同時押しすることのないキーで、
明示的にIMEのコントロールをしている。
昔はIMEの状態監視でやっていたが、
今ならLang1と2のキーコードをWindowsが受け付ける。
何十年越しかに、WindowsがMacのやり方に膝を屈したわけだ。
問題のその2の、
「日本語だと思ったら英語だった、
英語だと思ったら日本語だった」
というUSBの挿し問題と同じ問題。
薙刀式では、
英語を打とうと思って日本語だったときは、
編集モードのうち「入力キャンセル」ショートカット
(DF+P。Esc3回)でなきものにして、
あらためてIMEオフをする。
日本語を打とうと思って英語になることはほぼない。
無意識にHJ打ってから打ち始めるからだろう。
これだけケアしないと、
この問題は解決しないと思う。
IMEの守備範囲からは外れるかもしれない。
個人的にはF10とかで変換するのはむかつくので、
「間違って打ってたとしても、
それが英語だと思った時のスペル」を、
IME側がその配列での表記を辞書に持てばいいんじゃないかと思うが、
うまいこと行くかはわからない。
で、
この問題は、
実は独自配列の問題ではなく、
標準配列であることの、JISカナ配列でも起こる問題なんだよね。
つまりカナ配列全般の問題なのだ。
僕は薙刀式で一応の解決策を含めたが、
ここまでケアしているカナ配列は他にない。
つまりカナ配列はもともと、
システム的にOSからケアされてないんだよね。
僕はそっちの方が問題やろと思うのだが、
誰に言えばいいのかわからん。
ほんとは文部省の国語問題まで行くと思うんだがね。
ということで、上を見ればキリがないため、
僕は自分の手の届くところは薙刀式でカバーするのみだ。
この日本語入力が不自由という問題は、
もっと国民やOSサイドに認知されていいと思うよ。
いや、じゃあ英語使えや、って言われて終わりにならぬように、
日本人が頑張らないとだめだよな。
僕は「便利な方式を考える町の発明家」どまりだ。
実装はエンジニアの方がよくわかってると思うので、
そこは応援している。
逆にエンジニアにないもので僕が持っているものは、
莫大に日本語を書く経験だ。
その、莫大な日本語を書くのに、現行PCは不足だと考えている。
2022年11月06日
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