2022年11月12日

【薙刀式】マイナーカナの暗記法

薙刀式をマスターするには、
「連接で覚えろ」を推奨している。
でもマイナーカナにおいては、
その方法論はあまり通用しない。


カナにはよくある連接があり、
特異的に結びつきやすい。
薙刀式はそれらの代表的なものをアルペジオで打てるから、
まずそれから覚えろ、というやり方にしている。

具体的には、
ある、ない、する、して、こと、もの、てき
ょう、ょく、ゅう、ゅく
などから手に馴染ませていく。
このへんは全てアルペジオで、
マニュアルでもよく出てくる連接だ。

こうした代表的なもので、
かつ打ちやすいものをまず手癖にしてしまう、
というのが薙刀式の戦略だ。

ある、ない、するを覚えると、
それらの組み合わせ、いる、あい、
も打てるようになる。
このようにして、
メジャーなカナ同士の連接ネットワークを、
次々とつなげてゆき、
「連接単位でドゥルンと一気に打てるようにする」
というのを、最初期から徹底している。

一文字一文字覚える方法では、
そこからまた連接をつくるのに、
二度手間だからだ。
それに実戦文章で、一文字が単独で出てくることはほぼない。
なんらかの連接の中に出てくる。
だとしたら、
最初からそれをやった方がええやん、
と考えたわけだ。


ところが、
どうしてもそれに漏れる、
マイナーカナがある。

たとえばワースト3の、
ぬ、む、ね
だ。

これらはマイナー故に、
他のカナとの連接もマイナーなものだらけで、
滅多に出てこないのだ。

「ぬ」の出る二連接を書いてみ。
そんなに出てこないだろう。

だから、このやり方ではマイナーカナを押さえられない。


で、マイナーカナを定着させる方法。
50音を打つのだ。


僕は学習初期に50音で練習する方法を否定する。
理由は上の通りで、
メジャーカナのメジャー連接から定着させるべき、
という考えからだ。
日本語の中で50音で文章を書くパートは存在しない。
何かを並べる時以外はね。
50音は整理のための方便に過ぎず、
それは創作文ではない。

ところが、
その創作文からこぼれがちなマイナーカナは、
どのカナとも連接をつくりづらい、
いわば孤立カナである。
これを50音を打つことで、
定着させようという作戦だ。

「ぬ」に連接がないなら、
「なにぬねの」の5連接で覚えとけ、
という強引な方法な訳だ。


ほかにも、
「全カナを自分は打てるか?」
という総チェックにも使える。

所々、マイナーカナが歯抜けになっていることがあり、
その漏れをチェックするのに、
50音総覧は使える手だぞ。


もちろん、薙刀式は、
50音順で打ちやすいような配慮は一つもしていない。
実戦文章で打ちやすいような、
連接を繋ぎやすいような形をしている。

それでも漏れるマイナーカナを、
なかなか練習しづらいので、
こうした方法を紹介した。

実際のところ、
濁音、半濁音、小書き同置なので、
マイナーカナの濁音とか、
さらにマイナーなカナを覚える必要はない。
清音から生成すればいいからだ。

なのでとにかく清音50を目標にすれば、
薙刀式のマスターはすぐそこで、
これが速習性の秘密だろうと思う。


メジャーカナは連接単位で自然に。
マイナーカナは50音で強引に。

この住み分けを手で理解しておけば、
たぶん覚え切れると思う。
posted by おおおかとしひこ at 09:59| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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