相変わらず色んな人が色んなことを考えていて、
大変興味深い。
まじで企業のキーボードメーカーは参加した方がいい。
これらのすべては、
「現行の入力環境を、何らかの形で否定しているもの」だからだ。
いま何が足りないかを考え、
私ならこうする、私ならこれができる、
という人々の集まりが自作キーボード運動だ。
運営の皆さんお疲れ様でした。堪能しました。
以下個人的な感想。
サリチル酸の水中花パームレスト、
作り方詳しく聞きそびれた。
でもあの考え方ならわりと簡単につくれそう。
キリン舎さん発案のアクリル板パームレストも、
作例が複数あって楽しかった。
3Dプリンタで作成するものは、
本格的にレジンに移行してる感じだな。
表面ツルツルでいいし。
でも僕のスーパー黄変レジン(窓際一ヶ月の刑)
を見るとわかるように、
どれほど黄変するものか心配だ。
アルチザンのレジン作家たちは、
窓際に置かないことの徹底や、
UVに強いレジンを使っているそう。
完全に紫外線を嫌う女子のような感じだなあ。
打鍵環境ごと考えてるのは、
どうやら僕一人のようなので
(ていうかワンセット持ち込むな。笑)、
この話は再び年末のアドカレでまとめるつもり。
タイルキーキャップ触れたので満足。
革キーキャップもよかった。
あと、どうも最近僕の中に、
カスタムキーボード打鍵感のブームが来ているようだ。
ゴツゴツに重いボディの中に、
余計な振動が消えていく感じ、
真鍮トッププレートで、硬質で打鍵解像度が上がる感じ、
あるいはアクリルプレートで、
柔らかく跳ね返りが来る感じ、
そしてガスケットやリーフマウントで、
全体にマイルドになる感じが、
MiniAxeの質量では出ない高級感になってて、
MiniAxe上で記憶したスイッチの記憶が、
「これに装着するとこんな打鍵感に変わるの?」
という驚きとともに混濁してゆく。
どうやったらアレと同じものを、
MiniAxeの極小ボディに入れられるのかを、
研究したくなってきたな。
重くすればいいのかしら。
剛性と質量なのかなあ。
軽くてあんな感じに出会ったことないもんな。
あ、キムラシンショクバさんのアクリル積層は、
まじよかったです。
全体にアクリルの柔らかさによる全体吸収感が、
僕好みだった。
でも最低でもコルネサイズからじゃないと、
あの微妙なたわみ感は出ないんだろうなあ…
ということで、
自作キーボードなんもわからん、となって、
混乱するだけして帰ってきたよと。
そうそう、tomisukeさんと出会えたので、
脳内発声の話をしたら、
「初めてそんな概念を聞いた」という顔になっていた。
脳と手と出力の関係は、
人によって違うのだ、ということを、
もっと色んな人が知ってくれるといいよなあ。
目の前にブツがあるので、
ついつい物理の話をしてしまうけど、
論理の話までたどり着けるといいなあ。
次は論理の話しかしないおじさんになってみようかな。
2022年11月12日
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