2022年11月20日

【薙刀式】編集モードをテキストだけで説明してみる

テスト。


なお以下のものはv15(仮安定版)。

右手と左手、2面ずつある。

右手は移動、選択、変換、切り貼りなどの編集系。
1面は文字方向、2面は行方向。

左手は、
1面はカッコ類、記号、
2面は小説、脚本用のマクロ。
記号類は確定こみ。「?」などは、句読点確定と同じように、
文を打ち、「?」で確定する使い方。
カッコ類は「開く、閉じる、一文字戻る」がデフォルト。
「」内のものを書き終えた時に、
外に出ながら何かをするマクロが色々ある。


【1面右】DFを押しながら。

ホーム   文末まで消去 再変換     一文字後を削除  入力キャンセル
確定エンド 一文字前へ  一文字前を選択 七文字前まで選択 カタカナ変換
エンド   一文字後へ  一文字後を選択 七文字後まで選択 ひらがな変換

Oの一文字後を削除はDelのこと。
Pの入力キャンセルは、入力中どの状態でも未入力状態に戻す。
(Esc×3)
Hの確定エンドは、変換後よければ確定して、
書いてる途中の最新部へ戻る(おおむねエンドで戻れる)。
七文字選択は、七文字移動の代わりにも使う。
一文字選択は、文節伸縮にも使う。

文字方向移動(JM)→文字選択(K,)→再変換(I)→確定エンド(H)で、
一連の動作になる。


【2面右】CVを押しながら。

ホーム選択 カット    アンドゥ    リドゥ      ペースト
コピー   五行前へ移動 一行前まで選択 五行前まで選択  二十行前まで選択
エンド選択 五行後へ移動 一行後まで選択 五行後まで選択  二十行後まで選択

一行移動はTYを使う前提。
行方向の大移動は二十行選択を移動の代わりに使う。
選択したあとの切り貼り用の面。



【1面左】JKを押しながら。

最新部へ移動 『』    (未定義)   保存       【】
……     ()     ?      「」        ・(未確定)
ーー     《》     !      確定次の文字    /

Qの最新部へ移動は、Ctrl+End。ファイル末尾へ。
・のみ例外的に未確定。
外国人人名などを一気に打ち、カタカナ変換することを想定している。
カッコの中を書き終えたら、Vの確定次の文字で、
確定しながら閉じカッコの外へ出れる。
Aの……は三点リーダ二文字ペア。出版用。
Zのーーはダッシュ記号二文字ペア。出版用。

Eの未定義部は「ディ」と運指がかぶるため。


【2面左】M,を押しながら。

ト書き改行戻し +『』   ト書き改行   次行「」    次行□
XXX     +()   空白三文字   +「」     ○
台詞改行戻し  +|《》  台詞改行    確定次行「」  確定次行□

この面は、
カギカッコ類のマクロ集と、
小説と脚本用のマクロ集。

WSFのものは、1面のカッコ類と対応。
選択した範囲にカッコをつけるマクロ。
なお、【】はない。レアなので。
Xの1面の《》は、前にある漢字にカッコ内のふりがなを打つ、
青空文庫記法のふりがな記号だが、
2面では選択範囲があるとき、|選択範囲《》
のようになり、選択範囲にふりがなを振れるようにする。


小説マクロ: VBとRT
セリフを「」で書いているとき、文末で、
確定しながら次の行へ行き、次の「」または地の文用の空白を打つ(VB)。
最後が記号で終わる場合や、うっかり確定した時でも、
確定なしのRTがそれぞれ対応している。

脚本マクロ: GDAとEQCZ
シーン先頭記号○、ト書き用三文字字下げ、時間経過記号×××がGDAに。
Eは、普通のエディタだと三文字字下げしたあとに、
ト書きを行を跨いで書くと次の行を三文字字下げしてくれないので、
「先頭で改行記号を入れ、三文字空白を入れ、末尾へ移動」
を行うマクロ。
Cは、同様に台詞の二行目以降の一文字字下げをするマクロ。
QZは、上の改行部をくっつけるマクロ。
とくにト書きやセリフをリライトしたときに、
字下げ関係が崩れるので、これらを活用して編集する。




マニュアルには図解で示そうと思っているが、
まずはテキストだけで説明できるかやってみた。

これらは縦書き用に考えているが、
横書きでも文字方向と行方向をそのままにして、
カーソルの具体的な←→↑↓を入れ替えれば、
同じ感覚で使える。はず。



今のところ2面で賄えているが、
3面あったほうがいいのかは悩み中。
そんな覚えられないというのがひとつ。
「」なんかは単独記号があると修正するのが楽だしなあ、
がひとつ。
3面あるとカーソル系が十字つくれるのでは、
というのがひとつ。(4面いるかも?)
とはいえ、戻って選択して再変換して、の動線はいいんだよなあ、
がひとつ。
これらの間で揺れ動いているが、
上のようにわりと収まったので、
これで良いのではと思いつつある。
posted by おおおかとしひこ at 10:20| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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