英語だと、Ctrl+←→で、単語単位の移動が可能で、
Shift+Ctrl+←→で単語単位を選択できて、
BSで消したりコピーできたりするんだよね。
日本語でそれが、「実装できてるようで出来てない」のよ。
それがムカつく。ないならないで諦められるのだが。
Windows標準エディタのWordで、
それは実装されている。
なんちゃって文節単位での移動が、
Ctrl+←→で出来て、
これにShiftを加える事で選択できる。
だけどこれは、日本語文法における文節単位でも、
単語単位でもないんだよね。
何単位でこれ動いてるのか、
イマイチ挙動がよくわからない。
仮説としてあげられるのは、
1. 変換して確定した時に、
変換時の分節区切りを覚えている
2. 再変換アルゴリズムを用いて、
前方後方に最短文節で移動している
なのだが、
2だと大変なので、
1のテーブルを持っていると思われる。
変換を押して再変換するのが、どこからどこまでなのか、
というとき、これと同じ文節が選ばれる、
ような気がする。(要検証)
で、ワードって文章が何万字も行くと、
物凄く重くなるんだよね。
こうしたフラグやらをやたら積んでるからではないか。
だってテキストエディタだけだと、
めっちゃ軽いやついっぱいあるもの。
アンドゥリドゥリストを無限に持ってるとか、
機能はいいんだけど、
重くなるなら意味がないよなあ。
10万字のファイルでも、
同様に区切りを全部覚えてるのかね。
(検証は別のエディタでの文章をテキストのみコピーして、
テキスト形式で貼り付ければ、余計な装飾なしでできるはず)
英語の場合はスペースを区切りとするから、
バカでもわかる機能なのだが、
日本語の場合は明示的な区切りがなく、
分解しないと出てこないため、
この機能が中途半端な実装で止まってるのだろう。
ていうかこれ、なんで誰も文句言わんのや。
知らないからだろうか?
知った時は何て便利なんだろう、
これを使って切り貼りが捗るぞ、
と思ったのだが、
まったく文節単位に移動選択してくれないため、
使い物にならずに憤慨したことを思い出した。
なぜこの機能は批判にさらされず、
のうのうと生きてるのかしら。
それよりも、明示的に1文字7文字移動選択したほうが、
意図の実現に早いと考えたのが、
実戦的な薙刀式の編集モードだね。
これが文字方向の話で、
今度は行方向の話。
Ctrl+↓↑で、段落単位の移動、
Shiftを加える事でその選択が出来るらしい。
そもそも改行コード(+その後の空白?)を読み取って、
移動選択するのだろう。
だけど欲しいのは、
「この段落を選択(空白一文字も含め)」「ここからこの段落尻(頭)まで選択」
「次(前)の段落先頭へ」「この段落の先頭(末尾)へ」
であり、
これは実装されていない。
エディタによってはあるかもしれない。
欲しいからね。
プログラムすぐ組めそうだし。
でも標準のIMEでこのショートカットはない。
なので薙刀式では、
1行移動、選択、5行移動、選択、20行選択、
を使い分けて意図を実現することになっている。
Wordの仕様を調べると、
段落単位で文字幅や文字間を持っているのだそう。
改行コードで段落の定義のようだ。
それいるの?
あるところの選択範囲をそうする、
(見えないフラグを埋め込む)みたいにした方がいいんでないの?
だって文章というのは、
すべてがフラットな形であることがデフォルトで、
見出しとか特別なものだけを変形させるものだし。
「文章というものがどのような形をしているか」
について、知らない人間がワードを作ったように思える。
以上のことから、
僕はワードなど糞として使っていない。
重たいだけで機能しないし。
ものを書くにはもっと軽くてテキストと向かい合えるエディタがオススメ。
にもかかわらず、
出版社たちは無知でワード入稿を要求してくる。
あんたつこたことないやろ。
僕は最軽のiTextを愛用してるが、
もう少し機能豊富だが重たい、TATEditorや秀丸やらMeryあたりが、
二番目のオススメかな。
これらで試行錯誤をして、
ワードにコピペして入稿、が今のスタイルだな。
なぜ日本語が、こんな仕打ちを受けなければならないのか?
なぜ英語のように、身軽に使えないのか?
文章作法を知らないIMEとエディタの開発者が無知なのか?
そしてそれらを何も知らず使用せよといってる出版社も同罪だ。
IT革命とかDXとか言う前に、
まずはCtrl+カーソルの実装をきちんとやれや。
そしてもっとまともな位置にCtrlもってこい。
同様にダブルクリックで単語選択、
トリプルクリックで行選択、
みたいなのもうまく機能しない。まじむかつくよね。
2022年11月19日
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