2022年11月23日

【薙刀式】奏コードとカタナ式

奏コードが漢直WSに収録された模様。
へえ、コードが行方不明になってたのが、
サルベージされたんだ。
https://note.com/kanchokker/n/nd3f61063ec76

リンクされてる動画がめちゃくちゃ速い。
打鍵音がないのが惜しい。
どれくらい手が忙しいのか知りたい。


両手でそれぞれアルペジオ軌道を描くという発想は、
実はカタナ式でも独自にやってたんだよね。
同じアイデアを、別のところで思いついてたわけなのか。


奏コードの場合は逆順を許容する、
phoenixカナ配列と同じ設計で、
ア段も何かを押さなきゃいけない。
左右独立アルペジオ重視なら、
そこは揃えないといけなくなる。

カタナ式の場合はローマ字で、
左子音、右母音だから、
「子音のみの流れ」「母音のみの流れ」に、
左右の手を独立に出来て、
それをよく使う流れがアルペジオになるように、
考えていた。


まあカタナ式の場合は、
使う指が左2本右3本だから、
縦連にならない限りほぼほぼアルペジオになる。

奏コードの例でもあげられているやつを、
カタナ式で左右別に書いてみる。
【】はセンター連続シフト、()は同時。

しました R(DF)RE / IJIJ…左縦連1、その他はアルペジオ
です   【E】R / OK…………左右アルペジオ
ます   (DF)R / JK………左縦連1、その他はアルペジオ
けど   F【E】 / OM………左右アルペジオ
ない   V / JI…………………右アルペジオ

あと好きだったやつ。
なら   VD / JJ………………右同鍵、左アルペジオ
から   FD / JJ………………右同鍵、左アルペジオ
そして  RRE / MIO…………左同鍵1、その他はアルペジオ

と、アルペジオが出まくるようになっている。
これがカタナ式の使ってて気持ちのいいところで、
これがのちの薙刀式の、
アルペジオ多用の考え方の基礎になってるんだよね。



奏コードのひらがな部分とどちらが優秀かは、
ひらがな部分のみのリストがわからないので調べられないが、
今回サルベージされた漢直WSから調べれば、
辿り着けるだろう。

ざっくりいえば、
phoenixカナをアルペジオ出来るように組み替えたもの、
なのかしら。
行段系である必要性もないから、
もっとバラしてあるんだろうな。

このカナ部分だけで、
カナ配列に匹敵するかどうかは何とも言えない。
漢直と組み合わせてはじめて威力が出るだろうし。


動画が、この短い1分足らずのたった2本しかないことが惜しい。
今からでも誰か動画作ってくれ。
現存する漢直動画では最速な気がするので、
もっと長いもの(10分とか)で、
どんな文章でもこの速度を維持できるのかを見てみたい。
これが維持できるなら現在の薙刀式を超えると思う。


ただ、どれくらいの修行が必要かだな。
2本目の動画のローマ字も結構な速度なので、
この人自身の能力もあるよね。

コスパでいえば薙刀式なのは明らかだが、
さて、もっと漢直を丸裸にできないものか。

ほんとに良いならやってもいいんだが、
「三ヶ月の茶帯あたりはこれくらい」
「一年?やって初段はこれくらい」
「三年やって四段はこれくらい」
「十年やった達人はこれくらい」
みたいな階梯が示されないと、
さすがに道場入門は躊躇するよなあ。




配列って、作者がまず気持ちよくなるために作るもので、
「ここまで来たぜ」を示すのが精一杯で、
「じゃあ誰でもそこまで行けるのか」
「そこまで行くにはなにをどうすればいいか」
が整備されていないことがとても多い。

薙刀式は丁寧なマニュアルがあることでそれを担保してるけど、
習熟の度合いをグラデーションで動画で示したい
(○週間でこれくらい)のだが、
僕自身が再現できないので、
他の人の動画を集めるしかないんだよね。

まあ、だから、
○○配列○週目、○ヶ月目みたいなやつは、
ネットに放流するべきだということだ。

新下駄や薙刀式はあるほうだけど、
もう少しあるといいよね。
漢直は、もっともっとないと、
他人が信用するにはちょっとなあと。

出来れば、
達人の、一時間エッセイを書く動画とかを見たいんだよね。
それを最高峰として、
茶帯と初段と四段くらいの、
10分、30分、一時間動画も見たい。
(茶帯は10分で良い)


奏コードがほんとに使えるなら、
どなたか動画をよろしくです。
posted by おおおかとしひこ at 10:28| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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