以下閲覧注意。
生理の日にも湯船に浸かりたいよおー、
そんなとき、これ!
の商品らしい。
https://twitter.com/fu8uhf/status/1597155586227208197?s=20&t=gs8d7T1pAnP6VjO56Reebw
吐き気すらする。
あまりにも生理的に気持ち悪すぎる。
経血の溶けたであろう跡が色で誤魔化されている風呂に、
誰が入りたい?
あなたの前に認知症のおじいちゃんが入った風呂です、
たまにウンコもらすときがあります、
それを解消するため、
茶色の入浴剤を開発しました、
さあ入ってください、だと????
狂気すぎて笑うわ。
コントでもなかなか出ない発想だ。
問題にしたいのは、
その商品開発プロセスだ。
「こういうものがあったら便利だろう」
→「開発しました」→微調整
→「とても良いものができた、販売しよう」
という正常なルートだとは考えられない。
もしそうだとしたら、
関わった人間全員頭がおかしい。
人生出直したほうがいいぞ。
じゃあ、
なぜこんなものが企画会議を通り、
とてもいいものですの顔をして発売されるのだろう?
ここに、
現代日本企業が抱える、
なんらかの闇が凝縮されているのでは?
1. 開発はやってなくて、企画だけバカがやって、
下請けをいじめて作った商品で上澄みを取っている
2. 開発が作った(本来別の用途の)商品を、
それでは売れないとマーケが難癖をつけて、
企画させられた。マーケはのちに企画部を悪者にする
3. コネ社員が企画したので誰も逆らえない
4. 誰かが社内の誰かを陥れるためのなにか
5. 売れなくてにっちもさっちもいかないので、
思い切ってコンサルのいうことを聞いて作ってみた
6. みんなどこかで間違ってると思うのだが、
誰も止められず締め切りが来てしまった
のどれかではないだろうか?
他にどんなパターンがあるか、知りたいわ。
これが日本全体とは思いたくないが、
最近こんな感じのがやたら増えてきた気がする。
共通するのは、誰も自分の頭と体で考えていないことだろう。
どこか他人のどこかの世界の出来事にしか見えない。
日本企業はすでに馬鹿に占領されてるのかな?
もっと真面目にちゃんとやってる人々を、
僕は応援したいのだが。
(追記)
発売元を確認しようと思うと、
「株式会社ドリームズ」という、
とても小さな会社にぶちあたる。
一人が企画して一人が実行したため、
客観性を失ったのだろうか?
まず論理が破綻してることに、気づけなかったのだろうか?
生理中湯船に浸かりたい→血が出る→お湯を赤くしたろ!
という骨格の趣旨が論理的に破綻していることに、
気づいていなかったのか?
ビジュアルのガワに夢中になって、
そもそもの論理骨格のヤワヤワさに気づかなかったのか?
生理中湯船に浸かりたい→血が出る、ならば、
→止めるものを開発するか、
→出たとしてもその清潔でない成分が分解される、
みたいなものでない限り、
論理的に解決したことになっていない。
企画書の論理性が、いかに重要かがわかる商品。
他山の石とされたい。
あなたの企画の論理骨子は、なんだろう。
それを一言でいうのが、企画性なんだよね。
別に生理に絡めなくても、
「あなたもヴァンパイア気分」という論理骨子で、
「ブラッディメアリー」というちょっと不気味系の商品として、
売れば、少なくとも企画性はしっかりしてた。
だから売れるかと言われると知らんけど。
2022年11月29日
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