あの現象に名前をつけたい。
滑らかにしよう滑らかにしようと思うと、
かえって体は緊張するみたいだ。
リラックスしろ、リラックスしろ、
といってもちっとも体はリラックスしてくれない。
肩の力を抜け、なども同様だね。
指の動きを滑らかにするには、
「ゆっくり同じ動きをすること」なんだよね。
あるワードを間違えたら、
その間違えた速度ではなくて、
倍くらいゆっくりの速度で、
確実に滑らかに打てる速度で、
何回も練習すると良い。
少なくともその遅さでは100%打てる速度が、
なんとなくそれで覚えられる。
で、次にそのワードがきたら、
その速度まで落とすといいと思う。
そのうち、
そのワードの速度が上がってきて、
減速加速はいらなくなるようになる、
そんなイメージ。
いうても、
薙刀式でも苦手ワードは0にならないし、
毎回成功するわけではない。
でも焦った時ほど回り道をしなければならないような気がする。
太極拳がゆっくり動く理由は、その練習なんだよね。
実戦の太極拳は普通にスピーディーに戦う。
ただその動きが小さくて咄嗟には難しいから、
ゆっくりやって体に覚えさせてるんだよね。
漫練、快練といって、ゆっくり練習、はやい練習を、
都度使い分けて体が動くようにしていく。
公園で老人がやる太極拳は、
漫練が体にいいから、だけに過ぎない。
もちろん、この練習方法は、
空手でもゴルフでも同じだぞ。
タイピングだって、同じだ。
とくに僕は配列を微調整した時、
新しい部分でうまく打てなかった言葉を、
書いてる途中でも止めて、
何回も練習する時がある。
ゆっくり、ふつう、はやめなど、
速度を色々変えてうまく対応できるかを見る。
そして前後と繋げて最速で打てるようになるまで、
しばし書くことを止めたりもするね。
次いつそのワードが来るかはわからないけど、
前後をつなげてやっておくと、
体が察知しやすくなると考えている。
フライを取る練習は、その前の予測して走り出すところからやれ、
みたいなことか。
滑らかさは鍛錬の賜物のようなきがする。
滑らかなことが動線の獣道みたいになってるわけだ。
そしてその動きが小さければ小さいほど、
配列としては優秀だと僕は考えている。
2022年11月30日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック