2022年12月01日

【薙刀式】新候補版とB1版の決勝戦?

かもしれないので、詳しく検討してみる。


二つの違いは、左右小指ホームキーのみだ。

【単打】
ヴきてし← →削るすへ
ろけとかっ くあいうー
ほひはこそ たなんられ

【シフト】
 ぬりね< >さよえゆ
〇めにまち やのもつ〇
  を、み お。むわ

の〇のところに、
せふ が入る(v15B1)か、
ふせ が入る(新候補版)かの違いでしかない、
ところまで詰まってきた。

せふ(v15B1)
× ふら ぶら ぷら
  文 触れられる ふつう
  せき せめて
ふせ(新候補版)
× 全然 性(可能性など)
  合わせられる させられる
  せつ
  ファ プロ プロフ 
〇 せき せて

と、一長一短である。
全体的には、右小指の;が「せ」であるべきか、
「ふ」であるべきか、
というところまで詰まっている。

とくに気になるのが、
せん ぜん せい ぜい せつ が嫌か、
ふら ぶら ぷら が嫌か、
かな。
日本語を打つのが嫌になるか、
外来語を打つのが嫌になるか、
という究極の選択肢になりつつある。

で、kouyさんの100万字統計を紐解いて、
数字で見ると驚く。

ブラ193 プラ165 フラ109 計467

せん 3073 ぜん 1579
せい4274 ぜい207 せつ 866 計9999

ううむ。一桁違うのか。
逆にいうと、外来語ってそんなにでてこないのかもしれない。

でも出てきたときの強烈な使いづらさが印象に残るから、
頻度の10倍くらいの印象を残すということか。
人間の印象は、いかに印象に流されているか、
ということがわかった。

困ったなあ。
似たような頻度ならばさらに困っただろうが、
数字的には、;ふであるべきだな。


先日から気になっている音象徴論でも、
Aせ;ふのほうが指の印象がよくなる。

動詞の終止形ウ段カナが右手であるべき、
という薙刀式の大きな理屈でも;ふが支持される。

懸案のファ行が打ちやすくなるのは、
;ふのほうだ。最適化運指が必要なくなる。

……あれ、じゃあ、Aせ;ふで確定かしら。



何をここまで困っているかというと、
フラ、ブラ、プラで現れる、
「;.」という運指。

これは褒められた運指ではない。
僕の右手の中でかなりワースト近くにいるやつ。

それを当てていいのか?ということに悩んでいる。
とくに「ぶらぶら」とかが余計にしんどくなるし。
だからといって、;せは余計に首を絞めることになる。

ううむ。消去法しか答えの導き方がないのが、
僕が「これやー!」ってテンションが上がらない理由だろうなあ。


配列の完成というのは、
積極的な結果ではなくて、
「ここは妥協するしかない」という終着点なのだろうか。
極論すると、「すべての妥協ポイントを確定した」
ということなのかしら。
飛鳥だってそんな感じだったしなあ。


いい手が見つかれば乗っかるが、
まだ見つかっていない。

ということで、暫定v15は以下。(元v15B1)

【単打】
ヴきてし← →削るすへ
ろけとかっ くあいうー
ほひはこそ たなんられ

【シフト】
 ぬりね< >さよえゆ
せめにまち やのもつふ
  を、み お。むわ



半年くらい前の思い付き版が、ベストだったとは……。
ずっと試行錯誤してきたことが、
「これよりほかはない」という証明のようなものになってしまったなあ。
まあそういうやり方もあるかもしれないが。


v15版は「フィックス版」としたい、
もうこれ以上いじらないよ、だってベストだもの、
という版にしたくてやってきた。
しかしフィックスするんだろうか。
12月にも入ったし、ちょっと一か月固定して考える(別解を探す)か。
posted by おおおかとしひこ at 23:27| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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