2022年12月02日

【薙刀式】向く人と向かない人

薙刀式は、全ての人に使いやすいものだろうか?
それとも特定の人だけなのだろうか?
広く普及する配列なのだろうか?
それとも一部の人間にしかフィットしないのか?

その辺はまだ分からないことが多い。
たくさん試してくれている人がいて、
その感想などを見ていると、色々あるようではある。


一ヶ月やってすんなり行く人もいるし、
一ヶ月やってもうーむ、という人もいるようだ。

Twitterから。
> Totuus(とと)@Webプログラマー求職中@totuus_tweet
薙刀式をもう一ヶ月やっているが、いまだに5文字も連続で打てた試しがない。 せいぜい「とかいう」くらいか。 やはりかな入力も所詮は才能がものを言う世界なのかもしれないな。 そもそも未だに気持ちよく打てるという感覚がないし。シフトが煩わしくてしばしば手が止まる。


薙刀式が向いてないのか、
カナ配列が向いてないのか、
シフト機構が向いてないのか、
切り分けることが難しいから、
これだけではなんともいえない。

キーボードと薙刀式の相性もあるかもだし、
文体と薙刀式の相性もあるかもしれない。

もしそれなりに快適に打てる配列があり
(たとえばqwertyローマ字)、
それがそんなに嫌じゃなければ、
それを使い続けるという手もある。

配列は、合う人には魔法のように良いが、
合わない人もいるらしいことは分かっている。


たとえば、
3段/4段のどっちがいいかで、まず分かれるのかな。
前置シフト、同時シフトなどが合わない人もいる。
1モーラ1アクションがいい人もいるし、
前置シフトでも構わない人もいる。
ロールオーバーでないと嫌だという人もいるし、
ロールオーバーをしてない人もいる。
この辺は配列界隈でよく聞く話。

僕は脳内発声がないから、
カナ配列の脳内発声がないのがよくて、
脳内発声のあるローマ字系配列はとても煩わしい。
そうじゃない人が薙刀式が合わないか、いや合うのかも、
今のところわかっていない。

僕は撫で打ち、軽めのキーボードでないと使いにくいが、
そうじゃない手癖の人は合わないかも知れないし、
意外と対応できるかもしれない。


世の中には色んな配列があるが、
どんな人がどんなものに合うのか、合わないのか、
まだ全然わかっていないとすらいえる。
そもそもその人のどんな特徴が、
どんな配列とどのようにマッチングするかわかってないからね。

そもそも練習がつらそうな感じだから、
合わないのかもしれないし、
練習法が合ってないだけかも知れない。

配列図は頭に入っていて、
指の自動化をする段階ではあろうから、
あとは自然に行くと思うんだけど…
(自分の言葉を綴ったほうが、
他人の言葉を写すより楽なんだがなあ)

色んな人の練習を時々ウォッチしてるのだが、
結構初めて出会うケースなので、
原因も対策もわからん。

シフトが煩わしいという表現から、
同時打鍵系のものが合わない可能性がある。
すべて単打の配列、
ローマ字系、カナ配列でも月配列系、あるいはJISカナ、
などが向いてるのかも知れない。


まあそもそも、その配列を用いて何をしたいかだよなあ。
「何にでも使える道具」というのは存在してなくて、
道具にはその目的集合があると思う。
十特ナイフは結局何にも使えないのだ。

その目的のことをその配列でやってみない限り、
合う合わないは最終的には分からないだろうなあ。
(少なくともコピー打鍵が目的ではないだろうから)


薙刀式はカナ配列の中では習得難易度は低いが、
ローマ字配列の方がもっと敷居は低い。
配列図なんて三日で頭に入ると思う。
一週間薙刀式から離れて、
別の配列を触る時期でもないと、
薙刀式が嫌になるだけかも。

> いまだに5文字も連続で打てた試しがない
5文字連続で打つ必要はなくて、
2文字連接や3文字連接が打てていれば、
自然と連続するはず。
薙刀式マニュアルのレッスン1から、
連接を中心におさらいをすればいいのでは。
posted by おおおかとしひこ at 09:18| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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