2022年12月11日

【薙刀式】「でき」と相互シフト

Twitterから。
https://twitter.com/OculusquestTk/status/1601818722192486400?s=20&t=JVz18cKQlw-hoiKWfk_9wA

へえ、Karabinar-Elementsで相互シフトロジック組めるのか。
知らんかった。
(追記: ご本人のコメントから、かわせみ版の薙刀式だそうです。
なるほど、版によってシフト形式が異なるんだな)


薙刀式の文字領域の同時押し
(濁音、半濁音、小書き、拗音、外来音)は、
すべて相互シフトで実装している。

昔はタイマーロジック
(○ms以内にABが押されていれば同時とみなす)
を使っていたのだが、
相互シフトに変えた経緯がある。

理由はまさにこの方がつまづいている、
「ミスの原因を特定できない」ことにある。

相互シフトなら、
「離してから押してねえな、
ロールオーバーしてしまったのだな」
と自分でタイミングを調整できるんだよね。


他にも、
「○ms」の数値をいくつにするか、
いつも迷ったから。

100は遅い。
80は初学時は適当だが、上級者はしんどい。
60は上級者向きだが、疲れてくるとミスする。
40は動作はキビキビして良いが、シビアすぎ。

で、ベストの値を見つけられなかったこともある。
それで相互シフト(DvorakJでいうところの「真の同時押し」)
に変更して以来気に入っている。



中指と薬指、とくに左手は分離しづらい指なので、
ewを一気にごろんと打ってしまいがち。
自分のコントロールから外れやすい部分でもある。
中指押し、薬指上げ、
中指上げ、薬指押し、
のようなトリル的な意識をするといいかも。


以下練習ドリルを適当に考えたので利用されたい。

てきな できた それてきな これができた
やってきて できて
きでん でんき てぎわ デギンザビ 偽です 
しきてん しぎてん しきでん
してき しでき してぎ
起電力の出来 貴殿の出来映え 
ときどきできる ときどきできない
そろそろ出来てきているのでは?


そもそもwを打つことに慣れていない説もあるから、
急に練習すると指を痛めるので、
ゆっくりやるのがいいと思われる。
左薬指は一番弱い指だからなあ…
posted by おおおかとしひこ at 20:07| Comment(2) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ツイートした者です。取り上げてくださり、ありがとうございます。

>へえ、Karabinar-Elementsで相互シフトロジック組めるのか。
なかやさとるさんのかわせみ版のスクリプトを使用しております。
https://github.com/tor-nky/KeyLayout/tree/master/Naginata_v14/Mac
以前は、なかやさんの別スクリプトを使っており、こちらはタイマーロジックのようです。
https://github.com/tor-nky/KE-complex_modifications-NAGINATA
どちらも薙刀式配列v14(集大成版)に対応していますので、MacでかわせみIMEを使っている方は、両方試して自分に合う方を選ぶとよいかもしれません。

>中指と薬指、とくに左手は分離しづらい指なので、ewを一気にごろんと打ってしまいがち。
濁音「j」を離すタイミングの練習が必要だと考えていましたが、大岡さんのご指摘の通り、左手中指薬指の練習の方が重要ですね。
記載いただいたドリルで少しずつ慣らしていこうと思います。
ありがとうございました。
Posted by TK at 2022年12月12日 08:49
>TKさん

あ、かわせみ版なんですね。記事修正しておきます。

単純に左薬指と右人差し指の連動という意味では、

きぎきぎきぎきぎ(一文字おき)
ききぎききぎききぎ(二文字おき)
きぎぎきぎぎきぎぎ(二文字おきの裏拍)
…とやるだけでも練習になるかも。

「できる」には実は「きる」が「きょ」に化けるトラップがあるので、
そこのコントロールも慣れでカバーするしかないのでお気をつけを。

ミスするときは最初は等間隔リズムで確実に打って、
徐々にアルペジオにしていくと、自分の限界速度が自覚できますね。
Posted by おおおかとしひこ at 2022年12月12日 09:38
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