2022年12月14日

【薙刀式】漢直+カナ配列と送り仮名

相変わらず漢直と薙刀式の融合の必要条件を考えている。
訓読みが気になった。


音読みで、同音異義が多発すると予想される。
漢直は、それをカナ漢字変換せずに直接打てるから、
とても良いだろうことは予測できる。

たとえば新を出したい時に、
他の、心信真などから区別できることは大事だろう。


で、訓読みのことを考えると、
送り仮名どうする?が気になった。


仮に「新しい」を入力するとしたら、
漢直部分で「新」、カナ配列部分で「しい」を打つことになるが、
これが、
「運指が滑らかに繋がるべき」だと思ったんだよね。

たとえば「新」から「し」はアルペジオで繋がったりするといいな、
と妄想したわけ。


薙刀式では、
「しい」はRKの左右交互でとても速く設定されている。
形容詞の語尾部分だからだ。
薙刀式は活用語尾を「繋ぎの語」と考えていて、
繋ぎの語を特に滑らかに打てるようになっている。
形容詞でいえば、
しい しく などの部分や、
かろ かっ く けれ などの活用形は、
中央指を中心とした滑らかな運指になっている。

なので、
「新」から「しい」のつなぎも、それと同等に滑らかになりたいな、
と思ったわけ。

薙刀式では「しい」はRKだから、
少なくともRFV終わりにしないほうがいいだろう、とか、
《》で漢直部を示すと、
仮に《WE》にすれば、
「新しい」は《WE》RKと、
滑らかなアルペジオ→左右交互で打てる、
とかを妄想するわけだ。

そして「新たな」という訓読みもあるし、
それと繋がる位置にしたい。
ふむ、これはかなりなパズルの予感がする。

(そもそも新とその他の漢字で熟語になるやつも、
繋がりをよくしたいしなあ)


すべての訓読みで、
これを成立させることは出来ないだろうから、
これまたメジャーな言葉/マイナーな言葉に、
分ける必要が出てくるかもしれない。

となると、なにかしらの人の意思による、
設計というものが必要だなあ、と思った。


じゃあ世の中にはどのような、
訓読みと送り仮名があるんだっけ、
みたいな調査をしなければならないのか…
こりゃ大変。


訓読みと送り仮名の運指連絡に関しては、
少なくとも漢直の紹介ページでは見たことがないから、
多分考えられたことがなかったのでは、
とすら思う。
ざっくり左右交互、みたいなことなのかなあ。


まあ運指の最適化というよりは、
日本語の筆文字の「続け字」みたいなことだ。
日本語を綴るんだから、
そういう手の感覚は重要だと思うんだよね。

もともと薙刀式がアルペジオを多用しているのは、
続け字の感覚をカナで得るためだ。

漢直+カナ配列を考えるなら、
そこも考慮に入れるべきだと思っている。
posted by おおおかとしひこ at 17:25| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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