2022年12月27日

【薙刀式】普段使いすると速度が加速する現象

コピー打鍵をするよりも、
自分の言葉を書く普段使いにしたほうが、
急に配列のマスターは進むよね。
あれなんでだろ。


ひとつには、
普段使いしていたこれまでの配列、
たとえばqwertyの回路が切れるからだよね。

人間、そんなに器用じゃないから、
同時に二つはできない説もある。
配列習得をするときに、
仕事が立て込んでない時期を選ぶのは、
それが理由だろう。

あと「qwertyに逃げればいいや」
という安心感で、
無意識に手を抜いてる可能性もある。

「この配列でやるしかないのだ」
と退路を断つのは、
なんだかんだ言って有効かもだ。

「qwertyに戻れないのでは?」
と不安になる人も多いが、安心していただきたい。
1〜2ヶ月は混乱期があるが、
みんな元のqwertyの速度までは戻している。
むしろ、別の配列のクロストレーニング効果で、
qwertyが前より速くなる人も多い。
(僕はブラインドタッチできなかったqwertyが、
打てるようになった)


あと普段使いすると、
「自分はよく使うが、
コピー打鍵にはあまり出てこない言い回し」
に慣れることができる。

自分の言葉を書いたほうが、
よりその配列に密接になれると思う。
他人の言葉は、やはりどこか他人行儀だと思う。

自分の言葉をその配列で書くと、
その配列での「芯」が出来ると思う。
すべてはその芯から繋がってるような感覚に、
なるような気がする。

まあ自分の言葉とその配列の芯がだいぶ違うなら、
合ってない配列かもしれないが。



薙刀式を二ヶ月ほど練習しているととさんが、
以下のようなツイートを。
> 本日の薙刀式で新聞コラム、かかった時間13分。 もうまもなく2ヶ月目も終わるのというのに、未だ12分で安定しない……

12分で500字/10分だから、
そろそろ普段使いしてもいい頃のような気がする。

配列界隈には
「その文字を普段使いで100回打つと、大体覚える」
という経験則がある。

出現率1%の文字だと1万字は必要で、
1%以下のカナなんてゴロゴロあるんだよね。
仮に3万字必要だとして、
30000÷600=50なので、
そろそろ「大体のカナは打った」という感じになってるはず。

次は連接の段階だとすると、
1〜2桁くらい出現率は下がるので、
もっと書かないと滑らかにはならないと思う。

あと言葉同士の連絡とか。
(「全然」が出てきたら無意識に「ない」を準備するとか)

コラムのコピー打鍵しかやってないわけではないだろうが、
それだけだとあと数ヶ月かかるかも知れない。
普段使いすれば一日数千字?は書くだろうから、
それが実戦トレーニングになるはず。

多少もどかしい時期はあると思うけど、
つまづいた言葉をその場で10回くらい打つと、
だいぶ変わってくると思うな。
posted by おおおかとしひこ at 18:26| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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