コピー打鍵をするよりも、
自分の言葉を書く普段使いにしたほうが、
急に配列のマスターは進むよね。
あれなんでだろ。
ひとつには、
普段使いしていたこれまでの配列、
たとえばqwertyの回路が切れるからだよね。
人間、そんなに器用じゃないから、
同時に二つはできない説もある。
配列習得をするときに、
仕事が立て込んでない時期を選ぶのは、
それが理由だろう。
あと「qwertyに逃げればいいや」
という安心感で、
無意識に手を抜いてる可能性もある。
「この配列でやるしかないのだ」
と退路を断つのは、
なんだかんだ言って有効かもだ。
「qwertyに戻れないのでは?」
と不安になる人も多いが、安心していただきたい。
1〜2ヶ月は混乱期があるが、
みんな元のqwertyの速度までは戻している。
むしろ、別の配列のクロストレーニング効果で、
qwertyが前より速くなる人も多い。
(僕はブラインドタッチできなかったqwertyが、
打てるようになった)
あと普段使いすると、
「自分はよく使うが、
コピー打鍵にはあまり出てこない言い回し」
に慣れることができる。
自分の言葉を書いたほうが、
よりその配列に密接になれると思う。
他人の言葉は、やはりどこか他人行儀だと思う。
自分の言葉をその配列で書くと、
その配列での「芯」が出来ると思う。
すべてはその芯から繋がってるような感覚に、
なるような気がする。
まあ自分の言葉とその配列の芯がだいぶ違うなら、
合ってない配列かもしれないが。
薙刀式を二ヶ月ほど練習しているととさんが、
以下のようなツイートを。
> 本日の薙刀式で新聞コラム、かかった時間13分。 もうまもなく2ヶ月目も終わるのというのに、未だ12分で安定しない……
12分で500字/10分だから、
そろそろ普段使いしてもいい頃のような気がする。
配列界隈には
「その文字を普段使いで100回打つと、大体覚える」
という経験則がある。
出現率1%の文字だと1万字は必要で、
1%以下のカナなんてゴロゴロあるんだよね。
仮に3万字必要だとして、
30000÷600=50なので、
そろそろ「大体のカナは打った」という感じになってるはず。
次は連接の段階だとすると、
1〜2桁くらい出現率は下がるので、
もっと書かないと滑らかにはならないと思う。
あと言葉同士の連絡とか。
(「全然」が出てきたら無意識に「ない」を準備するとか)
コラムのコピー打鍵しかやってないわけではないだろうが、
それだけだとあと数ヶ月かかるかも知れない。
普段使いすれば一日数千字?は書くだろうから、
それが実戦トレーニングになるはず。
多少もどかしい時期はあると思うけど、
つまづいた言葉をその場で10回くらい打つと、
だいぶ変わってくると思うな。
2022年12月27日
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