2022年12月29日

【薙刀式】中国語の打鍵法がおもしろい

音で変換するピンイン入力、
漢字合成で漢直、
というざっくりした理解だったが、
さらに踏み込んでいておもしろい。

深そうで深い中国語タイピングの世界
https://note.com/762nuro/n/n3b81f6bf663c

とくに興味深いのは省略入力だな。


日本語でも、
wktkやggrksなんて2ちゃん用語があったよね。

これをIMEで実装しているのが大変面白いと思った。

日本語でどれくらい出来るのか想像もできないが、
次世代のIMEをつくるならば、
これを基礎として考えても良いのでは?
と思えるくらいだね。
よく使う熟語に関しては、
全然いけそうだし。

yktkau
jkg nknsth、
znzn iksouds。

くらいで打てそう。
最後の「だし。」は「です。」とかぶるから、
候補選択が必要だろうが、
打鍵数は半分とは言わないまでも、60〜70%にはなるんじゃない?

あとはどういう打ち方ならば一意に決まるか、
なんてのが研究されれば、
打ち分けなどもできるようになってくるかもね。

となると、
打鍵数はカナ配列並みになってくるから、
あとはどっちが好みですか、
みたいになるかもしれない。


これは辞書とにらめっこする地道な作業が必要だが、
かなりのコストがかかるかも知れないなあ。
省略入力対応○○語、くらいの感じで、
段階的に増やしていけないだろうか。


ただ、同音異義語は読みから変換していくスタイルは変わらないので、
ここでも問題は温存されてしまうのか。


中国語に話を戻すと、
発音によるピンイン入力だと、
母音が5×4あるので同音異義語が大変そうだな。
そんなに早くは打てなさそうという想像。

実際の入力動画とか見てみたいなあ。
どれくらい速く打ててるんだろうね。
タイピングゲームだとピンインだけでいいから、
変換を挟まないのでかなり速く打てるかも知れないが、
変換こみだとガクンと落ちるのでは。
そのへんも日本語と似てるのかも知れないなあ。


世の中には、IMEによる、
「変換、選択、確定」が必要な言語と、
必要のない言語があるはずだ。
前者は、日本語と中国語。
後者は、日本語漢直、中国語漢直、ハングル、
そして英語圏。

全部は知らないので他はどうなってるのかしらね。
アジア以外のたとえばアフリカ語とか、
アラビア語とか、どうなってるのかはとても気になる。

変換が必要な言語と不要な言語で、
ハンデが違いすぎるような気がしていて、
それがIT勢力と関係あったりしてね。

その他の変換が必要な言語の、
動線を詳しく知りたいよね。
しかしそんなのを研究してる人はいないだろうなあ。
各言語を読み書きできないと実感ないだろうし。
posted by おおおかとしひこ at 10:49| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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