2022年12月30日

【薙刀式】各国語キーボードの比較

Macのキーボードの整理はWindowsと違って知性が効いている。
特に英数とかなの発明は今後語り継ぐべき最適解だ。
各国語のMagic Keyboardを比較していて、
興味深かったので引用。

世界のキーボード配列を比べてみたら日本がやばかった件
https://instahack.jp/tips/4593/


大きくは、
US、UK、JPと、
三流派に分かれていることは知ってたが、
大体以下のような住み分けかな。

US…アメリカ、中国、インド、韓国
UK…アラビア、イギリス、フランス、ドイツ、
デンマーク、スイス、スペイン、ポルトガル、ロシア
JP…日本


UKとUSの違いは少なく、
左シフトが小さくその分Zの横に1キー追加。
右小指伸ばし中段を1キー追加、その分\を1キーにして、エンターを縦長に。
と、USに比べて2キー追加という仕様だ。

qwerty部と数字部を除いて、
各言語ごとに記号や文字が追加されている。
,.のシフトに;:が来たりして、
Z横に<>が追いやられたりしてて興味深い。
たしかに<>を日常で使うことはほとんどないし、
使うとしても不等号ではなく囲み記号だろうなあ。
(プログラミングではかなり重要だけど)

中国、インド、韓国は共通して、
Capsを潰して、そこに母国語/英語のトグルを置いて、
IMEの切り替えをするらしい。

もし半角全角がここにあったなら、
Windowsの日本版も、俺にうんこ扱いされなかったかも知れない。

(現在は英数キーという謎キーがあり、
ここでトグル式で切り替えられるようだが、
MiniAxeのキーマップにCapsコードを載せてないので確認できない)


ん?
となると、
CtrlがA横に来てるのはJP版オンリー仕様なんだ。
へえ、Ctrlの位置がUNIXと同一にしてるのかと思いきや、
US、UKともCapsなんだな。
(Ctrlは左下にFn、Ctrl、Option、Commandの順)

ただしMacは、ショートカット起動キーは親指横のCommandなので、
これをWindowsのCtrlなみに使うから、
Ctrlにバインドされたショートカットはないに等しい。

ところが日本版のIMEは、
文字変換系のショートカットはすべてCtrlに統一されていて、
emacsバインドになってるんだよね。

逆に、中国語などのIMEでの文字操作ショートカットは、
Commandなんだろうか。気になる。


しかし、
Macの知性ですら、
ここまでの整理が限界なんだな、
と思った。
言語というのはなかなかに厄介だ。

この中で日本語だけがやはり変態仕様なんだなあ。
これは世界のルールに最後まで抵抗する厄介な民族扱いされるわ。
我々は誇りを持って、このガラパゴスを愛そう。



IMEオンオフがあり、
変換を必要とする言語と、そうでなく、
直接入力で打てちゃう言語の、二種類がある。

IMEと変換あり…日本、中国、インド、韓国
なし…アメリカ、アラビア、イギリス、フランス、ドイツ、
デンマーク、スイス、スペイン、ポルトガル、ロシア

この二つで分断されているように思う。
IME操作、詳しく知りたいな。
候補選択や確定などの操作は同じなのかしら。
文節移動や伸縮なんかは日本特有?
posted by おおおかとしひこ at 11:41| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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