トリビアでこんなのがあることを知った。へえ。
トリビアの泉 #157 少年の声変わりの瞬間が録音されているレコードがある
https://m.youtube.com/watch?v=uYBijUat_SE&feature=youtu.be
僕はこれが小6で起こり、
歌が下手なんだと思い込み、
以後人前で歌うことに強い心理障壁があった。
音楽の先生が好きだったからね。
レコードの紋十郎くんはまだ制御ができてる。
僕の声はもっと暴れた。
その時の「まっかな秋」を今でも歌えない。
あの辛い思い出が蘇るな。
自分が演じるのではなく、裏方に回ったのは、
そういう思いもある。
解消するのは30歳を超えてからか。
「これは所詮他人の声である
(自分の耳と聞いてる音が違うから)」
と理解して、
楽器のコントロールだと思うようになって、楽になった。
映像での自分の声が違うのも、
着ぐるみに入ってるとイメージしている。
よく「いい声だね」と言われるが、
「(歌は下手だが)いい声だね」という意味だと思ってて、
20代までずっと辛かったなあ。
男女が仲良くなるカラオケという手札を、
僕は持っていなかった。
ウェーイ系についていって、端っこの方で小さくなってるしかなかった。
いまはカラオケたのしいよ。
酔っ払って家に帰る時は、
大抵サイボーグ009を歌っている。
これ、いつか何かに使える、
通過儀礼の話になると思うんだよな。
女子の生理とかおっぱいとかは良くあるのに、
この変声期をテーマにした映画ってほとんどないよな。
ファルセットをモチーフにした「カストラート」くらいしか知らないが、
音楽業界に限定しない話を見たいよなあ。
2022年12月30日
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>>変声期
「ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声」がオススメです。
派手さはありませんがよく出来ています。
「ヘンダーソン夫人の贈り物」みたいな感じ。
情報ありがとうございます。
いつか見てみたいと思います。