qwertyと、新下駄+Dvorakを使い分けてる船津さんの感想が、
非常に興味深い。
https://twitter.com/funatsufumiya/status/1608733113693376517?s=20&t=pElQeGLDQ3hOdM6D4XLFAA
フォーマルな服と、作務衣みたいなリラックスする服みたいに、
服と気持ちが変わるのかも知れない。
qwertyの使い方で興味深いのが、
予測変換をバリバリ使っていること。
つまりこれって定型文ばかりで、
「新しいこと」を書いてないんだな、
という感じ。
順列組み合わせの中でやることをやってるだけ、
みたいな、閉じた感覚を感じる。
仕事なんてそんなもの、とも考えられるし、
いや、仕事をそれに限定してしまったから、
日本は発展しなくなって、
型破りが生まれにくくなったのだとも思える。
僕はqwertyを使っている以上、
新しいものは生まれないんじゃないかと感じていて、
それがまさにこのように表現されていて、
とても興味深かった。
逆に新下駄では、
自由にリラックスできて、
速度よりも内容に全振り出来るのだろう。
いや、本来書くこととは内容に全振りするべきことだ。
だけど仕事が、そうでなくなってしまったのではないかなあ。
お世話になっておりますとか、
表題の件とか、
ご査収くださいとよろしくお願いしますもいらないよ。
要件だけ正しく伝えてくれよなまじで。
「これつまんないと思うんで、
おもしろくできますか?」ってメールをよこせよ。
「企画の出しは○日○時までになっております」
なんてどうでもいいのさ。
つまり、
心にもないことを、
定型的にいう時に、qwertyは役に立つんだよきっと。
医者が時計を見て「○時○分ご臨終です」
っていうのは、仕事だからやっているんだ。
自分の母親をそのように看取れるわけがないよね。
僕は本音を心のままに書いて、
なおかつ人の役に立ちたい。
嘘の言葉は使わないし、
仕事的なことを言うつもりはない。
そのための、薙刀式なんだろうな。
了解しました。明日までにやっておきます、
なんて薙刀式で書かずに、
qwertyで書こうかな。
家に帰ってスーツを脱ぐように、
配列を変えると、心が守れるかもしれない。
2022年12月30日
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でも、そろそろ仕事でも本格的に新配列を使っていきたくて、使わない理由の一つになっている、Programmer's Dvorakが実はプログラミングに向いていない件(LRNSあたりで小指が辛い)を解消すべく、昨日からProgrammer's Astarte+という配列を練習中です。
https://funatsufumiya.hatenablog.com/entry/2023/01/17/075345
Dvorakはlsが辛い、というのは聞いたことがありました。
じゃあlsボタンを作ればいいんじゃないかと思ったけど、
それだけじゃないだろうしなあ。
Progammer's Astarte+なる配列は初めて聞きましたが、
実際困ってる人はプログラマーの方が多いんでしょうね。
「qwertyでは業務では気にならない」というのが気になりますね。
慣れてるから、というのが答えのような気がします。
業務でも新配列を使うと、
あのqwertyの日々はなんだったんだろう、
と思えるかも知れませんが。
そうなんです。lsとかlnとか、プログラムでよく出てくるものほど辛い傾向にありますね。
慣れてるっていうの大きいと思います。あとは業務中は目的第一であんまりリラックスしてないので、痛みに鈍感なのかなって。
業務第一で壊れやすい配列を使ってたら、
やっぱり意味ないですよねえ。
リラックスしながら打てる配列をみんな使えばいいのになあ。