CharaChooderのキーマップを見た時に思ったんだけど、
英語の音韻構造って、
(子音)(母音)(子音)
を一音節として、子音も母音も複数文字を許容して、
単語が1〜3音節程度で出来てるんだなってこと。
ステノタイプをちょっと調べて、
やはりそれを利用した同時打鍵システムになっているようだ。
詳しくはWikipediaに載っている。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ステノタイプ
日本のステノタイプと違い、
打鍵パターンは公開されてるんだねえ。
で、
打鍵の構造は、
左手で開始子音、親指で母音、右手で終了子音の、
最大2+3+2=7キー同時で、
一音節分を打とうとしているね。
n音節ある単語は、それをn回必要ということ。
単語間の区切りどうすんの?って思ったら、
ないらしい。
まじか。
ピリオドの区切りから反訳する必要があるってことだ。
ストローク例を見ても、
単語間の区切りはないようなので、
頭から見て単語の形をとった時に区切るのだろう。
かつては人力だったろうが、さすがに今はAIでやれそう。
なるほど、頻出文字であるところのスペースを捨てれば、
同時打鍵システムで単語だけを延々と記録できるわけだな。
おそらくこの方式は速記のひとつでしかなく、
他に流派がありそうだ。
さすがにスペースがないとキツイとか、
それは遅くなるとか、
コンマとピリオドは別に単打で用意するとか、
色々バージョンはありそう。
300wpmとか書いてあるけど、
実際の手元と画面見てみたいなあ。
で、適当にYouTubeを漁ったら出てきた。
https://m.youtube.com/watch?v=KZGuBV1xe64
単語の区切りは、
右子音を押しながら再び左子音を押し始めると繋がる、
みたいになってて、右手を離した時に単語区切り、
みたいになってるくさい。
BSが必ず二連打されてるっぽいので、
空白と単語全部を消してるのかね。
上中段で子音、下段で母音か。
右手を離した時に様々な判定があるのだろう。
離し入力っぽいな。
タイマー打鍵だとややこしそうだし。
一単語あたり1秒を切ってる感覚だね。
こりゃ速いわ。
日本語の音韻構造ではこれは難しいだろう。
一単語あたり最低2〜3くらい母音あるし、
変換しないといけないし。
このガンガン進む感じにはならなさそうだ。
日本語には別の速記法がいるんだろうなあ。
早稲田式など色々な記法があるらしいが、
それをそのままタイピング方式に移植した人いないのかなあ。
Twitterで見たのは速記やりながら新下駄やってる人がいたが、
こんな感じで記録できるなら、
速記方式の論理配列なんてのも出来るんじゃないかなあ。
ロウスタッガードで実装する必要もなくて、
物理配列ごと設計するといいと思うね。
それを使った方が速くなるなら、
真剣に速記教室に通うべき?
先が長すぎるので、
実際の速記がどれくらい速いのかを知りたいよなあ。
あと、身体への負荷だよね。
どんくらい疲れるのかも知りたい。
でも「薙刀式と比較してどうですか?」
を聞けるわけではないので、
両方体験するしかないのか…
作家の中で速記までやったという人は聞かない。
そこまでみんな筆が速い必要はなかったのだろうか。
速い人は口述筆記を使ったのかもしれない。
何度も書いてる通り、僕は脳内発声がないので、
音声変換する手間がかかるので、口述筆記は遅いと思う。
2023年01月11日
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