なんか凄い勢いで売り切れてるらしいBlack Lotus、
試しに5個ほど買ってみた。
うん、かなりいい。
あとWSのシリーズの中で気になったQuertzも、
結構いいよ。
バネはまだ交換してなくて、ストック状態でのレビュー。
Black Lotusは、
タイトなくせにスムーズという、
Aqua KingやNorth Poleでの、
「タイトなのはいいが横がキツイ」
という問題を解消した感がある。
ファクトリールブで滑らかなのは最近のスイッチのデフォとして、
タイトなのにキツくないという珍しい打鍵感だ。
ロングポールは僕はあんまり好きじゃないので、
敬遠していたが、
これくらいなら悪くないかと思った。
逆に底打ちしないようなタイピングをするのに向いてるかも。
現在のイチオシスイッチ、Pearlioと比較でいうと、
滑らかさはやはり勝てない。
タイトさはどうかなと、
底打ち状態で比べると実は同じくらい。
おや?と思って、
押してない状態のタイトさを比べると、
Lotusのほうがグラついていない。
ほほう、
初動がぐらつかずに、底打ちは結構ぐらつく構造だね。
これで、
タイトな印象(前半)と、
スムーズな印象(後半)が、
保証されているっぽい。
で、分解してみると、
どうやらボトムハウジングのステムレールが長いと思われる。
LED拡散用パーツのせいでトップハウジングがタイトになってて、
そこの穴に長いボトムのレールがカッチリハマる形。
これでたぶん初動のタイトさが保証されてるのでは?
あと、
ステムレールの入りの部分が少し三角に欠けていて、
上からステムがスッとそこに入りやすいようになってる構造。
なので、
後半はいつも通りの底打ちなんだけど、
トップハウジングからの初動近辺が、
タイトに感じるようになってるのではと思われる。
ロングポールであることで、
後半のカツーンの印象が強いため、
後半のぐらつきは感じない、もしくは忘れさせられている、
のではないか。笑
総じて、
ロングポール系としてはかなりの完成度であり、
タイト系スムーズ系リニアとしてもかなり良いかな。
トップハウジングがウムピエ混入なので、
摩擦係数が減り、
余計に初動の印象がいいのではないかと予想する。
次にWuque Studioの、
透明系のQuertz。
Aqua Kingから続く全部透明スイッチ系で、
まあ正直いまさら全部透明はなあ、と思いつつ。
WSのサイレント系は、
底打ちのゴム感がなくてすごくよい
(ステムにゴムがついているサイレントではなく、
ステムの底部分がプラスチック板バネみたいになっている)
ので買っとこうと思って、
遊舎さんに買いに行ったのだが、
ボックスステムにも関わらず結構ぐらつきが気になったので、
うーんパスかなあと思ってしまった。
今サイレント系を買うなら確実にこれなんだが、
サイレント系特にいらんかったわ、ということでスルーした。
で、横にいたQuertzを触ってみたら、
なんか気になるので買ってしまった。
Pearlio比でいうと、
滑らかさはやはり負けるが、
最近のファクトリールブ系の標準で、
非常に滑らか。(Pearlioは「異常に」滑らか)
あとグラつかなさがかなりいい。
Pearlioはどうしてもウムピエステムの精度の問題で、
グラつきは宿命なのだが、
QuertzはBlack Lotusほどではないものの、
タイトでぐらつかない。
Black Lotusに比べると、
初動はぐらつきがややあり、
底打ちに至るにつれてぐらつかなくなる。
後半はBoxステムの効果だろうと思われる。
あと何故か底打ち感が軽くて面白く、
不等ピッチバネ?と思ったのだが、
よく見るとボトムハウジングの、
ステムの下が当たる部分にモールドがあり、
横から見ると、
ステム底ステム底
□ □
ボトムボトムボトム
みたいになってて、
ステムが平面で当たらずに、□の二点で接触するようになっている。
これはPearlioも同じ構造で、
これが独特の底つき感、
下に完全につかずに反射だけ返ってくる感じ、
つまり指にダメージが行きにくい、
軽快な底打ちになっていると思われる。
なるほど、僕の好みっぽい。
Black Lotusは、
タイト始まり→ルーズめに底打ちに
→その前にロングポールの感触→戻り
Quertzは、
普通に始まり→底打ちでタイト
→軽い接触感で跳ねる→戻り
みたいな感じかな。
二つともまだバネは変えていない。
明日仕事早いので…
とりあえず速報レビューでした。
2023年01月25日
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