一個前のバージョンの「ね」の位置、
R裏が相当よかった。
なぜか考える。
みめねを動かして、検討中。
「み」がS裏に来ているのがかなりよくて、
ついでに動かしたR裏めとB裏ねがあまり芳しくなく、
交換したらよくなった。
【シフト】
ぬりネ< >さよえゆ
せミにまち やのもつふ
を、メ お。むわ
という風になっている。
B裏にそんなのが来ていいのか?
などと思ったが、案外安定していてびっくりしている。
さて、「ね」が今回のメインだ。
これはずっと不安定なさまよえるカナで、
安定の場所を得ていない。
頻度的にいうと、「ぬ」「む」に次ぐワースト3だから、
原理的にいえば「そこまで考える必要がない」とも言えるが、
「ね」の位置が悪いとなんだか居心地が悪い。
どういうことだろうかと思って、はたと思ったのだ。
「ね」は何にでもつくカナだぞと。
文節を判断するのに、「ね」をはさむやり方がある。
文節をね、判断するのにね、
「ね」をね、はさむね、やり方がね、あるのね。
ということだ。
上の文は6文節に分けられるわけだね。
マギー史郎みたいで好きじゃないんだが、
「ね」が入れられるかどうかは判断基準として分かりやすい。
で、ポイントは、
「ね」は助詞ならばなんにでもつく、
「ね」は動詞語尾にならなんにでもつく、
ということである。
「ね」は頻度的に考えればワースト3で、
シフトに落とされるカナだ。
ということは、
連続シフトのほうがいいかもしれないくらいで、
シフトの助詞から連続するか、
単打の助詞から連続する位置にあるべきだ。
また、動詞語尾から連続しやすい位置がいい。
動詞に関しては「右手にすべて終止形がある」ことと、
現在「ね」は左手なので、左右交互を確保できることになる。
ということは、
薙刀式における「ね」の位置は、
左手にほとんどある、
助詞のカナとの位置関係で、
打ちやすい打ちにくい、が決まることがやっとわかった。
これまでずっとああでもない、こうでもない、
と法則性がなく悩んでいたカナに、
やっと方針がたったのだ……。(遅い)
だって「ね」を真剣に議論している人は誰もいないんですもの。
助詞に連続しやすい位置に「ね」が来るべき、
なんて言っている人、いないよな。
ということで、明快な方針をもって、
「ね」を設計できることになる。
とはいえ、ほとんど並びつくしているから、
これまでの「ね」で良かったものをピックアップして、
助詞との関係性を調べれば済む。
で、R裏は、に、は、と、を、も、の、
などからの連絡がかなりやりやすいということに気づく。
B裏だとその連絡がやはり鈍く、
これはいまいちと感じるのもしょうがない、
と思ったわけ。
つまり、BよりもRのほうが左手アルペジオを多く形成するわけだ。
B裏に落とした「め」は今のところ不快は感じていないが、
これからテストしていくにつれて、
また不満が出てくるかもしれない。
でも「め」が出てくる言葉ってあんまり重要な言葉がない気がするので、
滅多に気づかないかもしれない。
難しいのは「めざめる」 【B】(FU)【B】I
くらいで、そこまで大変じゃないし。
ということで、
まずは「ね」が確定してしまったので、
これ以上の解がない限り、
これが15の候補になるような気がする。
ので、まだ確定を出さずに、
練度をあげてみたい。
S裏の「み」は、かなり快適になったので、
あとは「み」と「め」の決勝戦で、
今のところ現状が勝っている。
毎回カナを並べたときに、
「もうこれ以上はないだろ」って思うんだけど、
でも毎回使っていると不満が出てくる。
これって「完成」って時が来るのかしら。
使っている文体が少しづつ変わってきたら、
ずっと追随するのかもしれないなあ。
頻度統計で決め切った新下駄は、スマートなことよ。
2023年02月04日
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「見る」という重要語を薬指ごときに任せていいのか、
と悩みながら、
やってみたら案外なんとかなってますね。
原理はわからんですが、テストを続けます。