口が滑るのと同様の現象。
最近やっとタイプが滑るようになってきたので、
このことについて議論したい。
口が滑るというのは、
単なる言葉尻の言い間違いよりも大きなレベルの話で、
思ったことを全部口に出してしまい、
本来なら言わないべきことも、
言ってしまうようなことだ。
これは思考に勢いがあり、
口に勢いがあるときに起きる。
僕はこれは、筆でも同じことがある。
手書きは僕は日本の大学生の3倍くらい速いので、
筆が滑っていらぬことを書くことが時々ある。
送り仮名をミスするとか単語を間違うとかじゃなくて、
一文とか数文単位の、
滑って余計なことを書いたなあ、というときだ。
調子が乗ってれば一段落とか数ページだってあるよね。
これは、
ある程度書くことに勢いがないと、
ありえない現象である。
わーっ、思ったー、
わーっ、出力するー、
でないと出来ない。
口と筆では僕はこの現象がある。
遅い人はこれはないのだろう。
たとえば口が早くても筆が遅いと、
口は滑っても筆は滑らないだろう。
僕は、タイピングが滑ったことはこれまでなかった。
タイピングが、口や筆に対してものすごく遅かったからだ。
だが最近薙刀式で、
タイピングが滑ることが増えてきた。
つまり、ようやく、
口や筆並みに滑るほど、
タイピングに勢いがあり、
思考に直結してきている証拠だと、考えられる。
滑りもしない出力方式に、なんの意味があるのか?
ガンガン滑ろう。
そして訂正して練ろう。
それが書くことである。
2023年02月07日
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