2023年02月07日

【薙刀式】筆が滑る

口が滑るのと同様の現象。

最近やっとタイプが滑るようになってきたので、
このことについて議論したい。


口が滑るというのは、
単なる言葉尻の言い間違いよりも大きなレベルの話で、
思ったことを全部口に出してしまい、
本来なら言わないべきことも、
言ってしまうようなことだ。

これは思考に勢いがあり、
口に勢いがあるときに起きる。

僕はこれは、筆でも同じことがある。
手書きは僕は日本の大学生の3倍くらい速いので、
筆が滑っていらぬことを書くことが時々ある。
送り仮名をミスするとか単語を間違うとかじゃなくて、
一文とか数文単位の、
滑って余計なことを書いたなあ、というときだ。
調子が乗ってれば一段落とか数ページだってあるよね。


これは、
ある程度書くことに勢いがないと、
ありえない現象である。

わーっ、思ったー、
わーっ、出力するー、
でないと出来ない。

口と筆では僕はこの現象がある。

遅い人はこれはないのだろう。
たとえば口が早くても筆が遅いと、
口は滑っても筆は滑らないだろう。


僕は、タイピングが滑ったことはこれまでなかった。
タイピングが、口や筆に対してものすごく遅かったからだ。

だが最近薙刀式で、
タイピングが滑ることが増えてきた。

つまり、ようやく、
口や筆並みに滑るほど、
タイピングに勢いがあり、
思考に直結してきている証拠だと、考えられる。


滑りもしない出力方式に、なんの意味があるのか?

ガンガン滑ろう。
そして訂正して練ろう。
それが書くことである。
posted by おおおかとしひこ at 11:07| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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