2023年02月14日

【薙刀式】競技タイピングの砂被りで

RTCでTwitter検索すると、
色んな人の予選の感想を見ることができる。

でも最前線で言われていることは、
ワード運のことだけなんだよね。


固定ランダムワードを規定数出して、
その総合タイムとミスを競う、
というルール上、
競技は、
既に練習済みのワードの、
ランダムガチャを心配し続けることになる。

まあ今までに仕上げたことをするだけだから、
今更運指を変える工夫とかはできず、
ガチャ運を祈るしかないのもわかるけど。


実際予選の様子をライブ配信してる人も見たけど、
開始して数語目でミスしたらESC、
をずっとループしてて、
ああ、ガチャ引きゲームなんだなあ、
と見ていた。

二週間で予選があり、
前の週の方が楽なワード集(バレンタイン)で、
今週のワード集(擬音語擬態語)は難しいらしい。
なので本戦出場を諦めた人のツイートは見た。

「雨がざあざあ降っている」が、
最難関らしいんだよね。
qwertyだとZAAZAAの部分。
これが出れば終わりだろうね。

つまり、今週の予選は、
このワードが出ないガチャを引くゲームなわけ。


これらの感じが、
「文章を書く」ことと遠すぎるだろ、
というのが僕の感想だね。

あくまでゲームと割り切るなら、
ガチャゲーノーミスがんばれと見てられるけどね。


少なくとも、
「ざあざあ」は日本語としてとても簡単な部類で、
それが簡単に打てないqwertyおかしくない?
と思う。

ちなみに薙刀式なら、()を同時打鍵として、
(FU)J(FU)J
と、日常速度(秒5カナ程度まで)なら、
かなり簡単に打てる部類。

競技スピード(秒10カナ)では分からない。
ZAAZAAの左小指6連打よりは速い?
同時打鍵判定がキツイ分遅い?


日本語として簡単な言葉は、
簡単な運指になるべき。
日本語として難しい言葉は、
難しい運指でも許容だろう。

そうなっていないアンフェアなqwertyに、
「文章を書くこと」の本質的ではない、
歪みを強く感じる。

「ざあざあが出たーオワター」というゲーム。
「雨がざあざあ降っている」と窓の外を見る気持ち。

僕は後者の議論をしたいね。



タイピングコンテストは、
ゲーマーの大会だ。
物書きの大会ではない。

スト5の大会がゲーマーの大会であり、
格闘家の大会ではないことと同じだろう。

もちろん、どちらが上とか下とかではなく、
ゲームの大会が奥深く面白いことは知ってるよ。
僕だってスト2ターボ店舗予選決勝敗退で、
全国まであと一歩くらいには、
ゲーマーだったし。



ということで、
ワードガチャに多少左右されながらも、
スコア921を叩き出すmiriさんはすごい。
多くのタイパーを絶望に落としていることだろう。

本人のプロフィールによれば、
秒間21打鍵だってさ。
今回の記録でも、最高kpm=1045=秒間17.4打鍵。

アスリートってすごいな。
posted by おおおかとしひこ at 11:42| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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