水星の魔女がBPO審議入りしておかしな話だと思う。
あの程度で残虐って、お前ほんまの残虐みせたろか。
重要なツイートを見たので引用。
> 水星の魔女の残虐シーンの話題見て、
> シン・ゴジラは人が死なないので良い、
> という感想があったという話を思い出した
> わたしはそっちのほうがよほど怖い
https://twitter.com/akikonishi/status/1624380883330564098?s=20&t=VE1xvxVXXMldHFpdyoqTqA
戦争で人が死ぬ。
震災で人が死ぬ。
怪獣で人が死ぬ。
それは当たり前で、
災いとは理不尽に人が死ぬことをいう。
それを正面から描くか、
ないふりをするか、
だけのことだ。
ないからないとして、
「人は死んでない」とする人たちは、
頭がどうなってるのか知りたい。
物語とは、
悲劇からどう立ち上がるかを描くものである。
悲劇がぼやけて何が物語だろうか?
表現狩りもいい加減にしろ。
自分は死なないとでも思ってるのだろうか。
水星の魔女は該当シーンしか見ていないため、
どういう文脈のどういうシーンかは知らない。
ボケての「ネズミは背中でこう!」と、
ビジュアル上どう違うというのだ。
ネズミはひき肉になっても構わないが、
人間はひき肉になっちゃいかんのかね。
「世の中は私立じゃない」というのは西原理恵子の言葉で、
これが真理を表していると僕は思う。
嫌なら見なきゃいいじゃない。
ガンダムをディズニーかなんかと勘違いしてるんじゃないか。
2023年02月14日
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まず、水星の魔女は日曜の夕方5時に放送されているアニメです。この時間帯は、以前はヒーローアカデミアやハイキューなども放送され、子供も見ている時間帯です。
実際のクレームもどうやら子供と一緒に見ていた大人が入れたようです。
このように時間帯に適した表現という問題があると思います。
そして重要なことなのですが、水星の魔女は「戦争もの」ではありません。
いはゆる、「学園もの」、「企業もの」です。
そもそも戦争が発生してすらいません。
学校内に決闘制度があり、その決闘制度によって勝敗をつけよう、というものがメインの戦闘シーンでした。
序盤中盤の戦闘では死者が普通にでるようなシリアスなものではなく、あくまで学園内の制度を使って、どちらも死なないように行われていたものです。
そのように学園ものとして作っていたため、子供と一緒に見ている層がいたのではないかと思います。
詳細は省きますが、終盤にかけて企業ものになり、主人公の学生たちで会社をつくることになるのですが、その仕事の最中に敵に襲われ、最終回で問題のシーンが出てきます。
、
それまでも人が死ぬ描写というのはあったのですが、死ぬ瞬間が描写されなかったり、銃で撃って死ぬ、みたいなよく見る死に方だけでした
問題のシーンのグロ描写は、今までの作中のリアリティではないような残酷描写でした。
表現のリアリティラインがいきなり上がった感じです
唐突に巨大なロボットで生身の人間を潰すという具体的な肉体損壊のある描写、子供が驚くのも無理はないと思います
また、その場面は、
「それまで普通に見えた主人公が、実は母親に命令されるだけで罪悪感なく人殺しができる人間だった」
というシーンです
それまでの11話通して、ロボットも主人公もそのような展開になるようには作られていませんでした
OP、EDもシリアスではなく、作品内の雰囲気はずっとコメディ的でした
それが12話でいきなり主人公が実は母親に従って人殺しも辞さないクレイジーな人間で、
かつ、これまでにない強烈なゴア描写だったので、そこも子供にショックを与えた要因だと思います
解説ありがとうございます。
よく理解できました。
「まどかマギカ」のような、
冒頭は魔法少女ものと見せておいて、
途中で急にアレをやる感じと同じということですね。
しかし12話でそれは遅すぎ。
17時は昔は暇な中高生の時間だったんだけど、
今は親子の時間になってるのかもですね。
ハイキューと同じ枠とはなあ。
スポンサーの要求をギリギリまで聞いておいて、
いわば騙し尽くして、
ガンダムのリアリティラインをどんでんでぶち込んできた感じですかね。
それに対してガンダムファンは喜び(?、
そうじゃない、それだけを見てた人は驚き、ドン引きした、
というのが今回の事件というわけか。
僕はファースト原理主義者で、
Zすらつまらんと思っているんですが、
最近のガンダムは、
ガンダムじゃないガンダムだけどガンダム、
みたいな何回もひねらないと、
成立しないのかもですねえ。
続けないといけない商売。
終わるべきところで終われない作品。
富野は逆シャアまでは頑張ったけど、
その後は晩節を汚しているなあ。
今のMCUもそんな匂いがぷんぷんしているけど。
僕らは原作デビルマンや劇場版イデオンを小学生で見てるから、
特になんとも思わないけど、
クレームを入れた人は是非見て欲しいものですね。
作品の本質的にただのグロすげえだったら、
まあ非難されるべき対象でしょう。
アムロは母親の目の前で敵の兵士を殺したのになあ。
明るい雰囲気ではあるけども。
プロローグから戦争の匂いはプンプンしてたし、
6話で主人公の想い人が焼却処分されます。
前半がただのコメディに見える人は感受性バグってますよ。
もしくは読解力がない。
なるほどフォローありがとうございます。
複数の視点がないとこういうことはよく分からんですからね。
読解力の問題以前に、
「そもそも1話の頭から全部見てたのか?」
はあるかもなあとは思いました。
飛び飛びに見てたり、途中から見てたり、
というのは普通のテレビの見方としてあるよなあと。
見逃し配信やまとめ系を見ずに、
流し見だけしててショッキングシーンだけ見て、
ということはあり得るかもなあと想像してみました。
NHKの朝ドラはその辺が丁寧なんですよね。
その週で伏線は回収しちゃうし。
ある意味リテラシーの低い人にも合わせてくる技術があります。
さすがにそこまでは、
ガンダムはケアしないだろうなあとも思います。
「流れで見てはじめて意味のあるものをつくる作者」
vs
「そこしか見てない人」
の対立があるんだよなあ。
ものすごく大まかな形で知らない人に説明したことを揚げ足とりされるのは心外です
コメディ←→シリアスという軸で見た時にコメディという説明をしたまでです
プロローグは確かにシリアスなものでした
しかし本編はシリアスな大人の陰謀とコメディティックな学園生活の主人公たちという大きく分けて二つの枠で構成されています
確かにエランの死はありましたが、主人公の知らないまま大人の陰謀に巻き込まれる描かれる形でした
二期以降では主人公側と大人側の交わりがより深く展開されることでしょう
すなわち大人たちはシリアスな要素を持っていますが
学園の主人公たちは全体を通してシリアスよりコメディ的であったことは否定できないと思います
つまり大人の陰謀関連と主人公関連を分けて、問題のシーンは主人公関連に属するものなのでそのような説明することがシンプルだと思い説明したのです
逆に聞きたいのですが、阿吽さんは問題のシーン以前において、主人公がシリアスな大人の陰謀側に既に属しているように十分に描かれていると思うのでしょうか?
また、子供がそれを理解して見れたと本当に思うのでしょうか?
一部の言葉だけ引っ張ってきて否定するのはナンセンスに思います
なんだ二期あるのか…
それ前提で進めてるシーンかも知れないし、
だとすると余計視聴者側と作り手の意識の乖離が起きそうな案件だなあ。
「子供に見せるもの」かどうかは親が決めればいいだけで、
ゴネ得なのがなんか嫌な空気なんですよねえ。
たしかにシリアスな大人とコメディな子供の世界は分けて描かれていましたが、実際は密接に繋がっていますし、間違いなく世界の構造は戦争へと向かっていました。
企業による市民弾圧・搾取や医療技術の軍事転用の是非なども描かれていたので、作り手は明らかに戦争を意識しています。ゆえに人間がショッキングな死を迎える一期終盤の展開は必然であって、作り手の明確な意思を感じます。
主人公たちは医療会社を立ち上げるのですが、
「死」は「生命」と相対する概念です。
ゆえに凄惨な死は医療会社にとって直視すべき現実、
主人公たちが乗り越えるべき壁と言えるでしょう。
すなわち、必然です。必然の展開です。
なので「それまでの話を通して、ロボットも主人公もそのような(殺人)展開になるようには作られていませんでした」というのは、ちょっと違うかなと。
この書き方だと作り手がただの悪趣味、
視聴者を驚かせるためだけに
ゴア描写を描いたかのように受け取れます。
まあ、ミスリードが上手いということかな。
見事に視聴者を欺けたと。
その手腕が鮮やかすぎるがゆえに
びっくりしちゃって怒ってる人がいるのかもですね。
でも、だからといって作品に苦情を言う客は
ちょっと子供じみてると思いますけど。笑
ガンダムって、別に子供だけのものじゃないしね。
それにショッキングな表現があったら、それを
親と子のコミュニケーションのきっかけにすればいいだけ。
そうやって子供はたくましく育ってゆくのではないでしょうか。
概要、もう少し正確性ほしいなと思ったので
フォローしたんですけど、少し雑なフォローでしたね。
言葉も不適切だった。
気に障ったのならごめんなさい。