2023年02月21日

【薙刀式】英数とかなの切り替え

Macでは英数とかなの切り替えとよび、
WinではIMEのオンオフとよぶ。

方言みたいだが統一してほしい。
IMEオンから全角英数が選べたりするから、
話がややこしいんだよな。

で、FGで英数(IMEオフ)、HJでかな(IMEオン)にしているが、
それはキーの押下圧でもやりやすさが変わる説。


Twitterから。

> Totuus(とと)@3ヶ月トライアル雇用中@totuus_tweet
> 薙刀式のIME切り替えキー「FG・HJ同時押し」は45gキーでは重くて快適とは言えなかったので敬遠していたが、30gのChoc v1に乗り換えてからは全く苦でなくなったので常用するようになった。 もはや親指でのIME切り替えにはこだわっていない。

Macの、スペースキーの左右の英数キー、
かなキーによる切り替えシステムは、
ベストだと僕は考えている。

しかしそれはあくまでMagic Keyboardの、
物理レイアウト内での話。

親指キーが変則的な自作キーボード系では、
キーが足りなくなることもある。
USキーボードみたいに、
長いスペースキーで、
その横のモデファイアはブラインドタッチなんて出来ないし。
(そもそもAlt+、Win+、Ctrl+のような、
ショートカットを打つ時、ブラインドタッチで行けるもの?
僕は全く無理で、一々目線を外すのに、
いつもイライラする。
小指や薬指で取れるとはまったく思えない。
左右分割キーボードで、人差し指伸ばし列のさらに内側なら、
人差し指で取れそうだが)

ということで薙刀式では、
30キー+スペースキーだけで、
すべてを賄うようにつくられている。

FG、HJ同時押しは僕はとても気に入っていて、
余程でない限りミスすることはない。

だけど45gのキースイッチでは、
たしかにめんどくさいかも知れないなあ。


そういえばこの方式を導入したのは、
35gのNiZからであった。
その前のHHKB45gで試してないわ。
自作キーボードに転んでからは、
30〜15gの間をうろうろしてるため、
45gだと親指1打方式の方が楽、
までは想像できていなかった。


富士通は親指シフトキーボードを出す際に、
同時押しの多用では35g程度にチューニングするべき、
という結論を出した。

現在のメカニカルのスプリング方式ではなく、
腰の粘る板バネ式だったが、
アクチュエーション押下圧で、
標準(55〜65gのメンブレン)の半分に軽くすべき、
という富士通の発見は、
もう少し広く知られてもいいよね。



現在僕のキーボードは、
変荷重で運用されている。
人差し指と中指がボトム35gアクチュエーション25g、
薬指と小指と親指が、ボトム30gアクチュエーション20gだ。

人差し指伸ばしを、アクチュエーション20gに、
軽くしてもいいかなあ、とは考えることがある。
伸ばす労力があるので、
軽いと便利かなあと。
それくらいFG、HJは軽くていいと思う。


同時押しを多用する配列は、
押下圧が軽い方が楽だ。
新下駄のkouyさんもリアルフォース30gモデルを愛用している。

同時押し関係なく、
僕は押下圧が軽い方がいいと思ってるけど。
鉛筆で言えば柔らかい芯、5Bとか2Bのほうが書きやすい。
HBや4Fとか、製図用は文字は書きにくい。

軽い筆圧のまま、ゴリゴリ進められるほうが、
文字を書くのに適していると思うがね。

55gとか65gとか狂気だ。
お前そんなんで一日2万字書いてみやがれ。
絶対手壊すわ。


ちなみに、「キーの上に手を置いて考えるタイプなので、
30gだと考える時に文字を打ってしまう」という人は、
手首を置いてそこに重心をかけて、
指は触れるか触れないかの置き方にするといいよ。
むしろ指は浮かしてもいい。
重心を一旦後ろにすると、
キーに体重をかけなくてすむ。

そもそも重たいキーは突き刺し打ち派閥だと思うので、
軽いキーにしたら撫で打ち推奨だな。
そうすると凹んでるキーキャップが使いづらくなるから、
自ずとオールコンベックスキーキャップが良いと、
分かってくると思うけどね。

オールコンベックスキーキャップは、
まじで一個の発明だと思うのだが、
なかなか触ってみないとその良さがわからない。
是非みなさん天キーでさわってね。
posted by おおおかとしひこ at 11:27| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック