DMM.makeでの3Dプリント販売、
売り上げ利益に対して消費税がかかり、源泉徴収が引かれる。
つまり×1.1×0.9=0.99で、
利益は目減りして、さらに手数料が引かれる。
ということは、
利益幅をもう少し見ないと、
嬉しい価格ではないということか。
原価率ってどれくらいにしてるんだろう?
自作キーボードのキットでは、
半分程度という話も聞くし、
3割という話も聞く。
その儲け駆動で次の開発が進められる程度、
という認識で、
実際それが副業になってる人はほぼいまい。
売れても10台の世界だし。
第一部品の入手先はバラバラだし、
個数単位で買えず100個単位の部品なんてざらだし、
それを集めて検品して袋詰めして梱包して発送の手間を考えると、
精神的な利益はあんまりないよなあ。
設計や試作(少なくても数回)を考えるとなあ。
試作でつくって、100個単位のネジやスペーサーが余ってるから、
小分けにして分けますよ、程度が自キだよね。
だから10個売り切りで、
また100個単位を仕入れて、なんてやってらんないよね。
だから再販する自キは、よほど執念だよな。
Corneのfoostanさんくらい?
コンスタントに不労所得入ってるのって。
(もう自分で作ってなくて、
遊舎さんにキットセットを委託してるそうです。
なのでマージンだけが少しずつ入ってると予想)
サリチル酸さんはたくさんキットを自力で売ってるけど、
金属切削ではじめて3桁万円動かして、
利益はあんまりないから、在庫抱えると死ぬって言ってたし。
自作キーボードは商売にならないよなあ。
組み立ての問い合わせ対応までフォローすると、
同人ハードが限界だよなあ。
ちなみに僕のDMM.makeの商品は、
利益率10%切ってます。
つまり原価率90%以上。
単純に端数をきっちりする程度にしか整えてないので。
それは単純に商売としては見てないからで、
「便利なものを世の中に広めたい」
のほうが思いとして強いから。
原価率50%にしたら倍高くなるしねえ。
オールコンベックスキーキャップは、
おかげさまでトータル20セットくらい出てるけど、
二ヶ月で2万円切るくらいしか俺のところには届かない。
小売業としては数出ないし、
ブランド売りしてたら数が出なくなるし、
悩ましいですね。
シリコン型→レジン複製で、
大量生産出来るのかなあ。
でも俺の労力もあるしなあ。
大量生産して、キーキャップ一個50円くらいになればいいんだけどね。
(DSAでも110円だけど)
そんな風には行かないのが悩みの種。
3Dプリントはプラ製品に価格面で全然勝てないよね。
10倍とはいかないが、5倍程度に値段が跳ねる。
あ、天キーで無料で一個配って、
みなさんここで買ってね、
みたいにすれば良かった。
もうプリント間に合わねえや。
2023年02月21日
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