2023年02月22日

【薙刀式】カタカナ変換とひらがな変換のトグルキーがあれば便利なのに

「全部をひらがなにしたい」ときは、
どう入力するルートがあるだろう?


・入力して変換せず確定
・入力して変換して、文節を指定して、
 その部分をひらがな変換する
・入力して変換して、文節を指定して、
 その部分をアンドゥする(できたっけ?)
・書き終えた部分を選択して再変換して、ひらがな変換

あたりだろうか。
「ひらがな表記する」ことを、
弊業界では「ひらく」と言ったりする。
「開く」ではないことに気づくまでしばらくかかった。
あえて漢字表記すれば「平く」か。

「漢字で書かれている所」を、
「漢字でかかれているところ」
のようにひらくことがある。
表現はやわらかくなり、親しみやすくなるわけだ。
「漢字で書かれているところ」
「漢字でかかれている所」
などのような表記もありえて、
どこをどう漢字にするか、ひらくかは、
表現のキモのひとつである。

特に複数選択肢がある場合、
最初から決めることは難しく、
何度かの試行錯誤が必要なことがある。
その時に選択再変換は便利なんよね。


一方、カタカナ変換もよく使う。
IMEがうまく変換しない、IMEの知らない語を書く時や、
擬音擬態語などだ。
外来語を組み合わせた造語、
隠語などにも使うよね。
で、
これの操作系が、上のひらがな変換と被ってることに気づいた。
ひらがな変換(ctrl-I、薙刀式ではDF+/)と、
カタカナ変換(ctrl-U、薙刀式ではDF+;)は、
押すボタンの違いだけで、
操作体系と文脈は同じだなあと。

ということは、
一回押すとカタカナ変換、
二回押すとひらがな変換、
なキーでいいんじゃね?
と思ったんだよね。
(カタカナ変換のほうをよく使うと判断)

仮にこれを、
「カタカナひらがな変換キー」
機能と呼ぶことにする。


ちなみにデフォルトにある無変換キーの機能は、
「一回押すとカタカナ変換、
もう一回押すと最後の文字のみひらがな、
もう一回押すと最後から二文字ひらがな…」
になる機能で、
カタカナ語+助詞の入力に便利らしい。

でも「助詞が何文字か」なんて自分の中にないため、
咄嗟に使うのは難しく、
だったらカタカナ語だけを確定して助詞を打った方が、
ノールックで進められるので、
僕は使ったことがない。

確定ボタンがV+Mに入ってる薙刀式では、
確定をバンバンして行った方が楽だし。


こうした、
「無意識で日本語を書くためのしくみ」
が、IMEないし入力作法に、
ものすごく欠けている気がする。


で、「カタカナひらがな変換キー」があると、
単純に編集モードに一個空きが出るから、
他の機能を足せるな、
というのが本題なんだよね。

AHKでは簡単に組めそうだな。
IMEの状態取得がいるかな。

ただ、キーコードを吐き出すだけの、
DvorakJやQMKでの実装は無理だろう。


むしろ、
キーボードインプットハッカソン向きのネタかも知れない。

こうした、小ネタ常駐プログラムを、
好みでチョイス出来るようなプラットフォームを、
つくるべきかもしれない。

ただこういうものを作ると、
統合環境にしたくなっちゃうよね。
posted by おおおかとしひこ at 09:48| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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