2023年02月24日

【薙刀式】打鍵数を減らすこと

AZIKなんかを改めて見てると、
打鍵数を減らすことを至上命題にしすぎてて、
使ってない使いにくいキーを使ってることが、
結構気になる。


使いにくいキーを使うことで、
打鍵数が減ることは、
打鍵数が多いよりマシ、
という価値観が支配しているように思う。

僕は指が貧弱なので、
QWやZXはなるべく使いたくない。
Aも;もだな。
P/もだいぶ減らした。

単独打鍵だけでなく、
連接にもあまり使わないようにしている。

どっちを重視するか?
というのは、
無意識の方向性の違いのような気がする。


どっちが心地よいか?
ではなく、
どっちが嫌か?
もありそう。

打鍵数が増えるのが嫌か、
打ちにくいキーを使うのが嫌か、
という風に考えると、
せめてこっち、みたいな選択になるのかもしれない。


薙刀式は色々な人に少しずつ広まり始めているように見えるが、
僕と似たような好み、
あるいは僕と似たような嫌さ、
の人が使ってるのかしらね。
全然違う好みの人もいるのかな。いるだろうなあ。



あ、この配列は好みじゃない、
っていうのは、
どうやったら分かるんだろう?

色んな配列を経験すると、
自分の好みがわかってくるんだが、
何も分からない人は闇雲にやるしかないのかな。


僕は、
打鍵数が増えるのは好みじゃない。
だから月配列系に手を出さず、
同時打鍵系を好んだ。

AZIKの省略打法は面白いと思ったが、
qwertyが嫌いなので、
どんな工夫をしても意味がないと思った。

清濁同置かどうかはどっちでも良かったが、
別置を覚えられない程度の頭(運動神経?)
だとやってみてわかった。

濁点半濁点後付けは好きになれない。

小指シフトなんて絶対使わない。
小指伸ばしも四段も無理。

中指薬指の2シフト制は混同がある。
クロスシフト、ストレートシフトの使い分けは左右盲あり。


…なるほど、
嫌いをあげると、
自ずと範囲が狭まってくるかもね。

それもやってみたけどここがダメでした、
の発見の歴史みたいなもんだからなあ。


複数同時打鍵で、
1アクションで数文字出すタイプは、
やったことがない。
記憶負荷や運動神経が追いつかないことも、
ありそうな気がする。


薙刀式は3キー同時押し
(濁音+拗音、半濁音+拗音、外来音)を認めることで、
30キー以内で134種の1モーラを、
1アクションで成立させている。
1モーラ1アクションが、
今のところ僕の好みみたいだけど、
同時押し系はロールオーバーとのミスが宿命で、
そろそろ頭打ちになってきている。

今後は速度と打鍵数のトレードオフ、
みたいなところに突入するんだろうか?
そもそもv14の改造を踏み切って現在v15を目指して弄っているのは、
「から」のロールオーバーが濁音の「ぶ」に化けるからだった。
原理的には全部を潰せないから、
メジャーどころは大事にするみたいな線引きだけど。


速度帯ごとに、
好みや嫌さは変わるんだろうか。
ものすごく速くてものすごく手が動けば、
qwertyやJISカナでもいいんだろうが、
ふつうの鍛えてない人でも扱えるようにしたいしなあ。

この辺の速度が薙刀式の限界、
と分かるのも逆に面白いかもね。


打鍵数が増えるが打ちづらいものがある、
打ちづらいものはほぼなく打鍵数が少ないが、
速度はそろそろ頭打ち、
のどちらがいいのかねえ。

ていうか、AZIKも月配列も、
普通に自由文を打ってる動画ってないんだよなあ。
あったら教えてください。
いろは坂は無理と思って、月林檎はその後どうなったか不明だし。
posted by おおおかとしひこ at 20:55| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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