2023年02月26日

【薙刀式】「親指シフトは至高」ってよく聞くんだよね

でも今でも使ってる人の発言じゃないことが多い。
つまり思い出補正の可能性がある。


かつてaccessが機能していた頃、
真正親指シフトキーボードを試打しにいったことがある。
ぽちぽち打ちでしか親指シフトを打てない状態で、
まだ自作キーボードを始める前だったけど、
富士通板バネ式の35gキーボードは、
かなり極上のタッチだった記憶がある。

当時最高だと思っていた、
HHKBとNiZの静電容量より、
いいのでは?とすら感じた。

独特の腰の粘りは、
自作キーボードにおけるプログレッシブスプリングでも、
まだ再現できてないように思う。

背の高い親指キーもコンベックスで、
上段キーとの同時押しがとてもやりやすかった。

このハード的な、
「手の感触」を含めて、
「親指シフトは至高」と言っているならわかる。

でも、
親指シフトキーボードで、
薙刀式を使った方が、
より至高になるんじゃない?
と僕なら思ってしまう。



富士通の罪は、
親指シフトキーボードという物理と、
親指シフト配列という論理を、
わざと?混同させたことにある。

ブランド的な囲い込み戦略で、
その信奉者に、思考停止を与えた罪だ。

JISキーボード×親指シフト配列、
JISキーボード×薙刀式、
親指シフトキーボード×親指シフト配列、
親指シフトキーボード×薙刀式、
あるいは、
自作キーボード×親指シフト配列や薙刀式、
パンタグラフ×親指シフト配列や薙刀式、
などの、
物理と論理の組み合わせ、掛け合わせが、
あり得ることについて、
親指シフト至高主義者は、
どのように考えているのだろうか。

板バネ式に使われてた板バネを単独で入手できるなら、
それをMXスイッチ内に組み込む改造すら、
僕はやってみたい。

なおMXマウントの親指シフト用親指キーキャップは、
すでにDMMで発売してるので探してくれ。


親指シフトの至高は、僕は分解して再組立できると考えている。
昔はよかったなら、今もよくできるはずだ。
なぜそうしないのだろう?
暗いと不平を言うよりも、進んで灯りをつけましょう。
posted by おおおかとしひこ at 12:24| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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