2023年02月27日

【薙刀式】Chat GPTが考える親指シフト普及法

そろそろChat GPTは、
「ネット上に転がるものを、確率的につぎはぎして、
足りないところは適当に補完する」
ものであると馬脚を現しかかっている。
ネット上にあるものの真実性のチェックはしないし、
つぎはぎの論理的正しさもチェックしない。

綾木さんが親指シフトの普及法について尋ねたものが、
うん、全部聞いたことあるわ、だったのが象徴的だ。
https://benizara.hatenablog.com/entry/2023/02/26/153133


つまり、
「どこかで誰かが言ってるもの」
しかそこにはないんだよね。

知らなかったら「そういう手があったか」
になると思うけど、
知ってたら「目新しいものはないな」になるだけ。

教育機関に関していうと、
親指シフトJIS化計画がそもそもそうで、
官公庁や小学校での導入が想定されていたはず。

ただ80年代初頭、親指シフトは富士通の独占物で、
ライセンス譲渡をしなかったから、
特定企業への営利供与を考えて見送られたことだろう。
(そもそもライバルメーカー集めて行われた会議で、
どのメーカーが富士通に有利な発言をするというのだ。
当時オープンソースという考え方はなかったが、
権利譲渡をしてれば、
日本の未来は変わってたかも知れないね。
なおソースは
https://togetter.com/li/970717
これを見る限り、議論が十分にされる前に結論が出されたような感じだ)

英才塾、私塾のような場所なら、
いますぐにでも導入可能だけど、
そこまで愛がある人がいるかはわからん。


Chat GPTは結局、
「誰も思いつかなかった斬新なアイデア」
を生み出すことは原理的に出来ない。
中点補完機械だと考えるとわかりやすい。


僕ならば、
「かっこいい自作キーボードをつくって、
打鍵動画をアップしまくり、
自作キーボードイベントに突撃する」
をまずやるけどね。

来る3/4の天キーには250人来るんだぜ。
直接話せるんだぜ。
ずっと打鍵し続ければいいじゃない。
動画配信はあるしマスコミも来るし。


現役の使い手たちも次々と鬼籍に入り、
そろそろ幻になってしまうだろう。
伝統芸能保存のつもりで、
動画を多数残しておくべきでは?

ドードー鳥の動くフィルムは残されていない。
絶滅すれば、なかったことになってしまう。

どんな達人技もウルトラCも、
映像でなければ、文字や絵でしかない。
動きこそが打鍵だから、動きで残すしかない。



動画のやり方は簡単だ。
スマホで撮ってYouTubeに上げるだけだ。
手元と画面と両方入るように構えよう。
文字の大きさを変えて大きめにすると、
画面の中で何を書いてるか読み取れる。
100円ショップに行けば、
卓上用のスマホ三脚も売ってる。

撮影して再生して、気に食わなきゃもう一回撮ってもいい。

僕は薙刀式VTuberをやってもいいと思ってるが、
そんな暇はないのでやらないだけ。
毎週30分くらい、薙刀式で何かを書く配信しても、
全然いいと思ってるくらいだ。

「興味はあるものの、全貌がわからない」
人は沢山いると思う。
「もっと速い人はいるけど、僕はこのへん」
という配信でいいと思うんだよね。

「私より速い親指シフターはたくさんいます。
僕の親指シフトで書きます。」
から始めれば、何書いたって許されるだろう。

今が動画を撮るのに一番若くて速い時だよね。



他のアイデアは?
有名人になるのが手っ取り早いけどなあ。

偉大なことをなして、それから宣伝すればいいんじゃない。
雑魚の使う配列なんて、みんな使いたくないでしょ。
北川悦吏子も宮台真司も姫野カオルコももう年だし、
谷川流から新人が現れてないから説得力もない。

Twitterで毎日俳句を書く動画を上げれば?
渋谷のど真ん中で、
リアルタイム親指シフト執筆パフォーマンスをやれば?
DLP投射機を買えば、
壁面にエディタの画面投射くらいできるでしょ。

アイデアなんていくらでも出る。
俺が本気ならやるけどなあ。
たぶん、本気出すほどの狂気がないんじゃない。
posted by おおおかとしひこ at 14:43| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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