2023年02月28日

【薙刀式】オールコンベックスと3D

天キー用に資料をつくったので。
オールコンベックスのせいで3Dキーボードがいらないかもしれない、
という図。
convex-3d.jpg



黒い部分が指の主に触れるところ。
たしか去年は3Dキーボードをつくろうとして、
blenderをいじくってたり空中配線したりしていたが、
それをしなくなった理由がこれ。
オールコンベックスにしたことで、
指が3D的に当たり、
3D的な曲線を描くようになってしまったんだよね。


まあ親指は当然として、その他の指を見ていくと。

中段を見ると、
中指は人差し指より上の所に触れる。しかもやや外。
長い指だし、人差し指と中指の間が一番角度開けるし。
薬指はそれよりも手前だが、若干内側寄りのところ。
小指はさらに手前、内側のところ。
人差し指伸ばしは、内側のあたり。

上段だと、人差し指は手前部分に触れて、
中指、薬指は外ぎみの天面外側。
中段よりも外側になりやすく、
これは自作キーボードのErgoticでも再現されている、
内側カーブだね。
Pは薬指前提で、Oからスライドした最短距離の部分だ。

下段は、なるべく中段から近い位置を打つっぽい。
とくに薬指小指が、縮めたときに内側に寄るっぽいね。
NだけPと同様に人差し指のスライド打鍵っぽくなっている。

これだけで指の運動をうまく3D的に吸収しているんだよね。

だから、3Dいる?みたいなことになっているのが現在。
これよりもよき曲面がない限り、
3Dやる意味ないんじゃない?って思っている。


つまり、オールコンベックスは、
平面に見えながらも、
すでに3Dキーボードを追い越した存在、
ということになる。
(興味のあるのは、
3D曲面+オールコンベックスならどうなるか?
なんだよな。
僕が作ってたのはお椀状ではなく、
逆の凸型の3D。
凸×凸でウザイことになるかどうか。
ただchocのキーキャップの3Dプリントの精度が甘く、
chocスイッチ自体も魅力がなく、
イマイチモチベがわかない)


最初から狙ってやったのではなく、
使い込むうちにわかってきたことだ。
でもこれはいいぞ、ということは言っておきたい。

なお明日にrev2のサンプルが届く。
修正なければ、
天キーまでにはrev2の販売ページをオープンしたいが、
間に合うかな?
より低くなり、3D曲線がやりやすくなっている。
比較したりなどはあらためて。
posted by おおおかとしひこ at 22:28| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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