2023年03月14日

デジタルは人を幸せにしない: またChat-GPTが嘘ついてやがる

なぜスタートアップの写真は腕を組むポーズばかりなのか?
https://twitter.com/TalpKeyboard/status/1635459941703233536?s=20
適当なこと言いやがって。

「被写体がプロの写真家に撮られ慣れてないため、
緊張のために腕を組むから」に決まってんだろ。
つまり腕組みは心理的防衛なんだよな。


写真を撮る時、腕を組まれてしまったら、
写真家としては負けだぞ。
その人の緊張をほぐせず、
警戒されたままだったってことだからな。

試しに道ゆく女性に「写真撮らせてください」
って事案やってみ?
100%腕組みの写真しか撮れないだろうね。


素人写真のコツは、
警戒を解くこと。これに尽きる。
いかに友達になり、リラックスさせるかだ。

それを怠り、通り一遍のポーズしか撮れない写真家は、
腕がない。
もっとも、そんな写真家を呼んできたやつにも問題がある。
安く済ませようとした発注主もね。


斜めになってる理由は簡単で、
みんなデブだからだね。
ちょっとでも痩せて写りたい/撮ってあげたいからだ。

仮にカメラ目線でもできるよ。
「どっちかの足を一歩引いて」って言えばいい。
胴体は斜めになるが、目線はカメラのままだから、
自動的に胴体は痩せてみえるわけ。
それを知らない人はカメラに体を正面に向けてしまい、
マックスデブに写るんだね。

こんなことを知ってる、
プロ被写体は絶対に腕を組まない。
両手を開き、カメラマンを迎え入れるようにする。

で、そのまましゃべると、
つい「ろくろを回すポーズ」になってしまい、
スタートアップ系二大よくあるポーズになる罠がある。

そもそも「立つポーズ」ってのは、
芝居でも一番難しいといわれる。
だから昔はポケットに手を入れさせたり、
タバコを持たせたくらいだ。
(昔の写真にタバコを持ってるのが多いのは、
吸ってたから、以上にサマにするための演出だ)


それでもこうしたポーズが絶えないのは、
「まあそれっぽくなってるからいいか」
というカメラマンのOKの基準のゆるさからである。


こんなことは撮影現場をやってる人間なら誰でも知ってることだが、
わざわざネットに書き込まない。
だからChat-GPTは一生学習できないわけ。
バイト以下の知識のくせに、
素人さんを騙してんじゃねえよ。
posted by おおおかとしひこ at 16:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック