2023年03月24日

【薙刀式】人差し指の役割

薙刀式は人差し指がメインの配列だ。
カナだけで出現率50%を使うだけでなく、
色々な機能もやらせる。
それをリストアップして整理してみる。


【右手人差し指】

・単打カナ…あ、な、く、た
・シフトカナ…の、お、や、さ、「。確定」
・左手カナと同時押しで濁音化
・左手カナと同時押しで半濁音化
(カナ出現率26%)

・BS(全打鍵数に対して5〜10%)
・左手と同時でエンター(5〜10%、同上)

・前候補、→で行移動、選択

編集モード:
↑↓で文字単位移動、Home、End、確定してEnd、文末まで消去
5行移動(前後)、Homeまで選択、Endまで選択、
コピー、カット


【左手人差し指】

・単打カナ…か、し、こ、っ、そ
・シフトカナ…ま、ね、ち、み、「、確定」
・右手カナと同時押しで濁音化
・右手カナと同時押しで半濁音化
(カナ出現率23%)

・右手と同時でエンター

・次候補、←で行移動、選択

編集モード(未発表現在使用版):
「」、選択範囲を「」で囲む、
『』、選択範囲を『』で囲む、
保存、
・、○、空白3、
小説マクロ:
確定して次行に「」、確定なしで次行に「」
確定して次行、確定なしで次行



中心的なカナ、
濁音半濁音、
基本的な移動や機能系、
「」関連、
などの、
日本語を書く上で根本的なものを、
すべて人差し指で賄っているところが、
薙刀式の使いやすさの特徴だと思う。

とくに普通のキーボードだと、
右小指伸ばし以降や、左小指以降の、
BS、エンター、カーソル、シフトカーソル、
「」関連(マクロ含む)、
コピーとカットが、
すべて人差し指に集まっているあたりが、
「人差し指で操作している」
という感覚になると思われる。


もちろん薙刀式のカナ部分を使いながら、
こうした操作系はデフォルトのキーボードを使う、
をやってもいいんだけど、
「人差し指で使える」なら、
人は人差し指を使うんじゃないか、
と僕は考えている。

なぜなら、
人差し指とは指す指であり、
指令を出す指だからだ。

本質的、直感的操作は、
人差し指に任せたほうが、
親指や中指や薬指や小指でやるよりも、
確実で、直接触っている感覚になり、
そして疲労が少ないように思う。
(思う、と書いたのは個人の感覚で変わるかもしれないからだ)

もっとも、人差し指使いすぎ、
という批判はありそうだけど、
今のところ1万字程度ならほとんど疲れないので、
たぶんこの方針はあってると考えている。
(そういうときはデフォルトキーボードの、
デフォルト機能を使うか、
自作キーボードの親指島などで、
操作体系を組み上げるといいと思う)


カナだけでも50%を人差し指で打ち、
IME操作やBSエンターを人差し指で行い、
カーソル移動や「」やコピーなども人差し指で打つ。
それが薙刀式。
単なるカナ配列だけでなく、
こうした操作体系全般の再定義の提案こそが、
「式」と名付けた理由でもある。

薙刀システムといってもいいんだけど、
システムだとちょっとよくわからんので、
式でいいかなと考えている。
posted by おおおかとしひこ at 08:57| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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