2023年03月25日

観念的な抽象概念のやりとり(「シン仮面ライダー」評2)

「やさしさ」という言葉を一つも使わずに、
優しさを表現することが表現である。
「つよさ」という言葉を一つも使わずに、
強さを表現することが表現である。

概念のやり取りは、シナリオの初心者のやることだ。
80年代くらいの古いシナリオでびっくりした。

なんやねんプラーナって。
そういう魔法を持ってくるのはやめなさい。
仮面ライダーだけで用意された嘘でやるべきだ。
実写ガッチャマンの「石」を思い出すね。
ハビタット計画って、
人類補完計画のその先で、やっぱ失敗なんじゃん。

RRRの歴史に残る出来を見て、
それを超えたい俺が、
日本映画の限界を見て、
最も深い絶望におちたわ。
posted by おおおかとしひこ at 23:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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