必ずどこかで一回、驚かせよう。
そう思って書いてるか?
どんでん返しみたいな大仕掛けだって、
驚くから面白いんだよね。
「なにい?!」があることは、
驚きがあるってことだ。
どんな驚きがある?
・死んだと思ったら生きてた
・生きてたと思ったら死んでた
・犯人は実はあいつだった
・正体は実は○○だった
・まさか序盤のあれが○○だったとは!
(もっともいいものは「ソウ」である。2以降は無視して良い)
・この世界は実は○○だった
・怪物から逃げたと思って安心したら…こっちにいた!
・斜め上の展開
・その発想はなかった
・サプライズプレゼント
思いつく限りの、
驚いたものを集めよう。
そして、
ものすごく驚くことから、
ちょっとした驚きまで、
色々集めてみよう。
つまりあなたは、
驚きのスペシャリストになれ。
そして、
小さな驚きから、大きな驚きまで並べて、
「どうやったらこうした驚きがつくれるか?」
を分析してみるのだ。
そうして、いつでも誰かを驚かせられるようになろう。
「えー、意外ー」は、
人間の魅力であるところの「ギャップ」である。
ギャップの初手に驚きがあるから意味があるのだよ。
驚かないギャップはギャップではない。
「あー、わかるー」は驚きではない。
「まあ、想定範囲」も驚きではない。
「え?そうなの?」「そう来たか」「なるほど?」
「マジで?」「なにい?!」「(しょんべんダダ漏れ)」
が驚きだ。
そんな風にコントロールしよう。
原理は簡単で、
Aを予測させてBで裏切ることだよね。
釣りの仕掛けやフェイントと同じだよね。
それを秒で仕掛けるのか、分で仕掛けるのか、
ブロックで仕掛けるのか、
ストーリー全体で仕掛けるのかの違いだ。
Aに釣っといてBで驚かせる。
たったそれだけのことだけど、
世界には驚きがたくさんある。
これまで驚愕したものから、
ちょっと驚いたものを集めなさい。
Aは何で、Bは何かを書いてみなさい。
そしてなぜAだと思ったのか、
その釣りの見事さを分析しなさい。
そして真似すればいいんだよ。
驚きは、新鮮さをもたらし、
驚きは、動揺をもたらし、
驚きは、なぜ?という好奇心をもたらす。
驚きのないストーリーは、
新鮮さも、動揺も、好奇心も失ってない?
2023年03月27日
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