僕は小指伸ばしが嫌いで、
そもそも小指をあまり使いたくなくて、
薙刀式は30キー範囲を厳守している。
でも意外と30+1とか30+2で、
右小指伸ばしのキーを使う仮名配列は多い。
なんでやろと考えた。
小指伸ばしは、具体的には、
JIS配列でいうところの、:や@だ。
さすがに\(ろキー)はあんまり使わないけど、
:@を使う配列は結構ある。
そもそもロウスタッガードで、
小指は浮いてるというか上重心だから、
という理由もあるかもしれない。
で、
みんな小指器用なんだろうな、
だからだろうな、なんて無邪気に考えていたのだが、
最近どうも「カナが1〜2個多いのでは?」
という感覚に陥ることがあり、
「その余った分が小指伸ばしなのでは?」
ということに気づいた。
感覚的なものなんだけど、
30範囲に、カナは余る性質がある、
という直感だ。
理屈では、50音はシフトを含めて30範囲に入るはずだが、
運指のことを考えると30は等価でなく、
QZTYなんかは頻度が低めであるべきだ。
とすると、余ったカナの行き場所がなく、
それが小指伸ばしのエリアなのでは?
ということ。
まあ緩衝地帯みたいなことだ。
親指シフトだと「、」BSだし、
月光だと「っ」「ー」だし、
新下駄だと「げ」「うぉ」BSだし、
「うまく30の中にはまらなかったやつ」が、
当てはめられてる感がある。
(新JISの:位置の「な」は変だと思う)
最近の薙刀式の15A〜Fの版の試行錯誤では、
「み」か「め」のどっちかがなければ、
うまく収まるのになあ、
という感触。
つまり僕にとっては50音より49音だったら、
うまくいったのになあ、
という感覚になっている。
仮に:使っていいよ、ってなったら、
「ー」を出して、;裏に「ね」を持ってくれば、
大体解決してしまいそうだもの。
ううむ、恐るべし緩衝地帯の小指伸ばしエリア。
このエリアは、
qwertyにとってはあまり意味のないものばかりで、
自作キーボードなら30範囲に入れてしまうだろう。
だけどカナにとっては、
微妙に足りない30キーを、補完してくれるのではなかろうか。
…なんて文句をいってもしょうがないので、
30範囲でがんばりたい。
今現在15A版が本命になってきたかな。
別のアイデアが出なくなってきた。
2023年05月06日
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