2023年05月27日

【薙刀式】選択範囲をカッコで囲む

編集モードの便利シリーズ。


この機能割と便利。
選択範囲を設定した上で、
ワンボタン押すと、
「」、()、『』、【】
で囲ってくれる機能。

フリガナの《》だけ、
青空文庫記法に従って|《》になるが、
意図としては同じことをしている。


以前はこの逆作用の、
「選択範囲の外のカッコを消す」
というのもあったんだけど、
選択するからには、
前からケツまで動くやろ、
と思ったので、そこで一個一個BSやDelで消すのと、
あんまりアクション数は変わらないな、
と思って廃止した。
(もし余ったら復活させたいが、現状でも足りないくらいなので…)



実装としては、選択範囲がある前提で、

カット、カッコ開く、確定、ペースト、カッコ閉じる、確定

のマクロだ。

カッコ類は左手の1面にそれぞれあるが、
同じ位置の2面(裏面)にその機能が実装されてるのが、
使い勝手が良くとても便利。


なんでこんなのがあるかというと、
開きカッコや閉じカッコを単独で持ってなくて、
「ひらく、とじる、一文字もどる」
しかないからなんだよね。

先頭にカーソル持って行って、
「ひらく、とじる、一文字戻る」で、
「|」を出して、Delで閉じカッコを消し、
ケツにカーソルを持って行って、
「ひらく、とじる、一文字戻る」で、
「|」を出して、BSで開きカッコを消す、
をいちいちやらないといけないため、
それを防ぐものをつくったわけ。

単独カッコがあればこんなことをする必要はないが、
そうすると、単独カッコとペアカッコの3キー×5種で、
1面が全埋まりしてしまう。
3面欲しくなるから、やめた感じだ。

使用するキーを減らす工夫なのだが、
それはそれでこうしたフォローが必要になる。

うっかりカッコのどちらかを消してしまったときも、
上のどっちかをやらないといけないので面倒だが、
まあ2アクションなので勘弁してね、
ということにしている。
(編集モード以前は、カッコ確定の2アクションだったでしょ、
ということで)

トータルで便利にする、
を考えると一部こうした不具合は出る。
総合的に考えれば便利なので、
この状態に落ち着いている。


ひらく、とじる、もどる
選択範囲をカッコで囲む
単独カッコはない

の三つは、思想として一体だ。


あるものがあることは説明しやすいが、
ないものがあることを説明するのは、
結構難しい。
わざとないので、それがない生活をつくってね、
というのは思想の強制だからなあ。

まあ単独カッコがどうしても欲しい人は、
遥か遠くのデフォカッコとエンターを押してくれ。
多分ムカつくと思う。
編集モードが増えていいなら単独カッコを導入してどうぞ。
固有名詞部分を潰せばいけるよ。
posted by おおおかとしひこ at 09:17| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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