僕は基本的に四柱推命のカレンダーを執筆に使っている。
12日周期でダメな日が3日ある。
これで休みを無理やり取って、
毎日書き続けて疲弊するのを防ぐ仕組み。
で、このダメな日は書かないことにしてるんだけど、
昨日書いてみたら面白い現象が。
ずっと出来の良くないパートがあった。
裏拍に入るボトムポイントの部分で、
なんかしっくり来ない。
で、
悪い日に悪いパートを書いてみたら、
逆にうまく行くのでは?
太陽の力ではなく、
月の力を借りて書いてみよう、
と思いついてやってみたら、
うまく行った。笑
間に6時間昼寝する事故?があったが、
書けるもんだ。
ちなみに四柱推命(細木数子)のやつは、
12日周期で3日連続だめな日があり、
陰影、停止、減退、と呼ばれて、
大殺界扱いだ。
とくに真ん中の日がひどくて、
何をやってもろくなことが起こらない日とされる。
これは、月、年にも応用されて、
僕は今大殺界の三年の中にいて、
たぶん何をやってもうまくいかない年の最後の一年だ。
(その12年前の大殺界は人生で最悪だったな)
四柱推命が合ってるかどうかはわからんが、
12日に3日休む言い訳をつくるために、
「今日は良くない日なんで…」と、
自分を納得させている感じ。
創作というのは偶然がたくさん作用してできるもの、
というのはなんとなくわかると思う。
ひらめきはいつどこで起きるか分からないし、
無意識の選択がカンとして働くこともあるし。
私が次に何を考えるかは、
ほとんど偶然といえる。
だから、まあ占いでろくな日じゃないなら、
ろくな偶然は起こらないだろう、
という、半合理主義なわけだ。
で、
ボトムパートの話。
ストーリーにおいて、
4つに分けた部分の3番目の、
大体真ん中あたりは、
ストーリーで一番失敗して、
酷い目にあい、
ろくなことにならないパートを描くことが多い。
ミッドポイントでかりそめの敗北
→ボトムポイントで最大に沈む(死の予感)
→一筋の光明を見出して最大の逆転へ(第二ターニングポイント)
という大きな流れの、
一番底のパートを担うことが多い。
その時に、陽の気で書くのではなく、
陰の気で書いた方がいいのでは?
という思いつきを実行してみたら、
意外とうまく行ったぜ、
という話である。
なるほど、
人間にはバイオリズムがあり、
これを可視化したのが四柱推命だ。
これで人生が決まると主張する。
ストーリーという架空の人生の中にも、
上げ下げ起伏があり、
それがストーリーのリズムをつくる。
そこにシンクロするために、
作者の上げ下げも合わせようという作戦。
これで、
偶然が起こるとして、
その偶然が占いとして事前にわかるとして、
その占いがある程度当たるとすれば、
その偶然をうまく利用できるわけだ。
「調子いい日は筆が乗るぜ!」
というのはプラシーボとして効果がある、
と僕は思っていたが、
さらに、
「調子悪い日は、調子悪いパートの黒さが書けるぜ!」
の逆プラシーボもある?
ってこと。
占いには自分に合うやつと合わないやつがあるので、
細木数子理論が万人に当たるとは限らない。
「これわりと当たるな」
というのがあれば、
「ダメな日にダメなパートを書いてみる」
という経験則は、
当たるかも?
もちろん、どんなにいい日に書いてもうまくいかない時の、
裏手段だがね。
神様にすがるしかない時に、偶然の引き出し方として、
使えるかも。
2023年05月21日
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