ピアニストやタイパーがよくつかう指番号。
左小指から順に右小指まで、
1234567890を当てる。
56は親指。
僕はこの表記がとても苦手。
たぶんまた、共感覚の感覚が邪魔をしている。
形式的なことなのだから、
一対一対応でわかりやすく、
表記も楽になるから、
指番号システムはとても便利なものだとは思う。
でも僕はできない。
おそらくは、いつまで経っても数字段のブラインドタッチが出来ないのも、
同じ理由だと考えている。
「指の感覚と数字の感覚が合わない」からだ。
どういうことかというと、
1は右人差し指で、
2が右中指の感覚がある。
0は右親指が近い。
だからテンキーはそんな感じで使えるのでとてもよい。
3はどうだろ。もう混ざっててなんでもいいかもだ。
ただ、4ないし7は右薬指の感覚だな。
どっちかといわれれば7かなあ。
共感覚は、数字や文字などに、
本来関係ない色や音が伴う感覚のことで、
僕は数字や文字に色が見えるタイプだ。
で、どうも、
数字に関しては触覚の共感覚があるっぽい。
1を右人差し指を立てて示す感覚や、
2をピースする感覚が近いのかもしれない。
なので、
7が右人差し指といわれると、
ものすごく混乱する。
8が右中指?
6を無理やり引けば納得するが、
実戦で6を引いてる暇はない。
で、
初手1が左小指といわれて、
もうダメ。
この共感覚が邪魔しない人は、
おそらく数字段の指番号との対応は、
全然違和感がないんだろう。
覚えりゃいいんだから。
僕の場合、覚える前に前のを消さないといけなくて、
消してもまた出てくるので、
ほんとに混乱がはげしい。
大体数字段は指が伸びるまで2秒くらいかかる。
脳の中の混乱がおさまり、これのはずだ、
というまでだろう。
たとえば2023という数字を打つのに8秒くらいかかるし、
大抵誤打するから、まあろくなことがない。
なのでMiniAxeにはレイヤーでテンキーを入れてある。
(それでも0をよく間違う。親指にバインドしてないから?)
1は右人差し指、2は右中指なのでとてもよい。
こういう感覚、ある人他にいるのかな。
こういう感覚が、標準運指ブラインドタッチや、
合理性のよく分からないqwertyへの強い反発になって、
僕はいまだにキーボードがきらいだな。
もし「この指はこの数字の感覚」があったとしても、
数字段をマスターした人がいたら、
やり方を聞きたい。
いっときは触覚や空間感覚ではなく、
頭の中に数字を視覚化して、それと手の感覚を繋げようとしたこともあったけど、
うまくいかなかった。
数字は右手人差し指からはじまる気がするのだが、
左小指から順次増えていくのに、
まったく納得がいかない。
2023年05月21日
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