2023年05月21日

【薙刀式】指番号に馴染めない話

ピアニストやタイパーがよくつかう指番号。
左小指から順に右小指まで、
1234567890を当てる。
56は親指。
僕はこの表記がとても苦手。

たぶんまた、共感覚の感覚が邪魔をしている。


形式的なことなのだから、
一対一対応でわかりやすく、
表記も楽になるから、
指番号システムはとても便利なものだとは思う。

でも僕はできない。

おそらくは、いつまで経っても数字段のブラインドタッチが出来ないのも、
同じ理由だと考えている。

「指の感覚と数字の感覚が合わない」からだ。


どういうことかというと、
1は右人差し指で、
2が右中指の感覚がある。
0は右親指が近い。

だからテンキーはそんな感じで使えるのでとてもよい。

3はどうだろ。もう混ざっててなんでもいいかもだ。
ただ、4ないし7は右薬指の感覚だな。
どっちかといわれれば7かなあ。

共感覚は、数字や文字などに、
本来関係ない色や音が伴う感覚のことで、
僕は数字や文字に色が見えるタイプだ。

で、どうも、
数字に関しては触覚の共感覚があるっぽい。

1を右人差し指を立てて示す感覚や、
2をピースする感覚が近いのかもしれない。

なので、
7が右人差し指といわれると、
ものすごく混乱する。
8が右中指?
6を無理やり引けば納得するが、
実戦で6を引いてる暇はない。

で、
初手1が左小指といわれて、
もうダメ。


この共感覚が邪魔しない人は、
おそらく数字段の指番号との対応は、
全然違和感がないんだろう。
覚えりゃいいんだから。

僕の場合、覚える前に前のを消さないといけなくて、
消してもまた出てくるので、
ほんとに混乱がはげしい。

大体数字段は指が伸びるまで2秒くらいかかる。
脳の中の混乱がおさまり、これのはずだ、
というまでだろう。

たとえば2023という数字を打つのに8秒くらいかかるし、
大抵誤打するから、まあろくなことがない。

なのでMiniAxeにはレイヤーでテンキーを入れてある。
(それでも0をよく間違う。親指にバインドしてないから?)
1は右人差し指、2は右中指なのでとてもよい。

こういう感覚、ある人他にいるのかな。

こういう感覚が、標準運指ブラインドタッチや、
合理性のよく分からないqwertyへの強い反発になって、
僕はいまだにキーボードがきらいだな。



もし「この指はこの数字の感覚」があったとしても、
数字段をマスターした人がいたら、
やり方を聞きたい。
いっときは触覚や空間感覚ではなく、
頭の中に数字を視覚化して、それと手の感覚を繋げようとしたこともあったけど、
うまくいかなかった。

数字は右手人差し指からはじまる気がするのだが、
左小指から順次増えていくのに、
まったく納得がいかない。
posted by おおおかとしひこ at 15:49| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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