2023年06月21日

芯を捉える練習

70%に切ってみよう。
どこを切る?


3割切除は、
多分手術なら人は死ぬ。

それくらいの大手術を、
練習してみよう。

失敗しても元の原稿に戻ればいいから、
人の手術に比べれば気軽である。


さて、
どこを切るべきかという問いは、
どこを残すかという問いだ。

これは必要、これは必要じゃない、の判断は、
何が芯で、
何が芯じゃないかの見極めの判断である。

何があれば最低限動く?
その最小セットはなんだ?

その見極めに、70%残しはぬるいかもね。
50%残しだとしたら?
30%残しだとしたら?
という思い切った練習をしても良いかもしれない。


自分が骨格を認識してないなら、
そのことを分からないと思う。

切ることで、残すべきことに気づくこともある。
「あれは切るべきじゃなかった」と、
あとで気づいてもいい。
切った貼ったをやらないとわからない。

沢山失敗すると、
それをやる目が鍛えられる。


長編でいきなりこれをやると死ぬ。
いくつかのバージョン違いの比較とかもかなり難しい。
だから、短編をたくさんやるんだよ。
posted by おおおかとしひこ at 00:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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