2023年05月30日

【薙刀式】導入コスト

たまたま同じ日に二人が薙刀式を触り始めている。
Twitterから。
> そして、薙刀式の試運転していますが、まあとんでもなく、たいへん。

> 薙刀式(日本語タイピングに特化したキー配置)に興味があるけど導入コスト高そうだな〜〜〜
> かろうじて「うらがある」を打つことができました

「全く新しいブラインドタッチの様式をひとつマスターする」
んだから、それなりのコストはかかりますわな。
「フリックの場所が全部変わります」
を想像すれば大変なことはまあわかるだろう。

でもそれだけのコストをかけても、
得られるリターンがあるからね。
それは動画でたくさん示している。


薙刀式 動画 でYouTubeで検索すれば、
40本近く出てくる。

僕はタイピングが下手な方だ。
qwertyローマ字だと、
530字(変換後)/10分しか書けない。

でも薙刀式なら1200〜1500ぐらいで書ける。
それくらい効率の良いやりかただ。

動画でスラスラ書いてるのは、
僕がタイピングの達人だからではない。
薙刀式がすごいからだ。

タイプウェルだと、
qwertyでBランク。雑魚も雑魚である。
これでタイピングの事を語るなレベル。
薙刀式だとSS。タイパーの入り口XJの一歩手前。
常人の中ではマックス速いくらいだ。

これは、僕がタイピングの才能があるわけではなく、
薙刀式というマグネットコーティングをしているからだ。


qwerty時代、
6000字の原稿のコピータイピングに、
3時間かかっていた。
1時間2000字ペースだ。

今なら、
1万字は2時間でいける。
1時間5000字くらい。

その程度に速くなる。
ていうか、楽になる。
楽だからオーバーヒートせずに、
ずっと書ける。

すべての人が1日1万字の処理をすることはないと思うが、
その作業を、僕史上もっとも速く楽にしたのが薙刀式だ。


もちろん、薙刀式でない、
別の配列でも到達可能かも知れないし、
もっと速くて楽なものもあるかも知れない。
複数のブラインドタッチを比較するのはかなり困難で、
色々触ってみることは大変長い旅になる。
人による相性も指摘されてるし、
僕に合わない配列はたくさんあった。


それでも、「うらがある」
(これが打てれば「うらがない」もすぐ打てる。
「うらから」「あう」「いる」「がいう」
「あるなら」「ないなら」「あらい」
「あらがう」「うらない」なども打てるね。
言葉とはこうしたネットワークのことだ)
の指の感じが気に入れば、
薙刀式は合ってると思うな。

(ちなみに()を同時打鍵として、
L.(FJ)JI
とかなり打ちやすい)


このコストは払うに値するか?
を見極めるのは、
やった事ないことならば、分からなくて当然だ。

「自転車に乗れるようになる」コストを、
やったことがない人が見積もるのは大変難しい。

七転八倒して血を流すのか、
スーッと行くのかは僕にも予言出来ない。

単に苦痛なら光明がなくて大変だけど、
「うらがある」の指使いが出来たときの、
指の合理的な動きを実感できたなら、
たぶん続ける勇気は出ると思うな。

薙刀式はいいぞ。

他の配列はわからないが、
「書く喜び」が結構あるんだよな。

動画で時々爆速でジャラッて行ってるところがそれ。
音だけ聞いてればわかる。
その言葉が結構よく使うフレーズで、
そのチョイスが薙刀式の爆速集合。

「かもしれない」とか、
「わからなくなってきた」とか、
結構多い文字でもズバッと行けるのが、
大変気に入っている。
この「たいへんきにいっている」もかなりいいね。
posted by おおおかとしひこ at 07:57| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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