MicroSoftのwordは、まったくいいと思えない。
こんなクソみたいな仕様が、
十年以上放置されて、まったく改良されないことに、
憤りを感じる。
かつて覇権を取ったワープロソフト「一太郎」の、
没落インタビューが載ってたので。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f3b009dfa75f7d7542cb021ef16d854bec296440
肝心の、「なぜ負けたのか?」に、
メスが入ってないのが中途半端な記事だなあ。
技術的な問題ではなく、
政治的な問題ともいえる。
記事を読む限り、
敗因はOS戦争に負けたから、だろう。
Windows95がPC98を駆逐したから、
一太郎は使われなくなっただけ、だろう。
僕がWindowsを使い始めたのは2000年以降なので、
当時の朧げな記憶で書くが、
Windows用のワープロソフトは、
ワードも一太郎も、パッケージで売られてたんだっけ?
だとして、どっちが安かったんだっけ?
パソコンに詳しくない人ほど、
安い方を買うんじゃない?
僕がWindowsの個人PCを買ったのはWin10になってからだが、
決め手はwordの同梱だった。
「本体以外に追加で金を払いたくない」
が本音だ。
敗因は、だからひょっとして、
「本体を買い、ソフトを買い集めて、
自分で構築する」ことの浸透ができず、
「これ一個買えば全部揃う」に、
負けたからではないか?
と思う。
オールインワンはやっぱり強い。
「知らない人」相手にね。
僕がWindowsに出会ったのは会社だ。
何も知らない担当者が、
コストだけで導入したものだ。
追加ソフトの購入の必要のない、
プレインストールofficeがあったことが、
その要因であろう。
「安くて、考えなくていいこと」は、
サービスの基本である。
一太郎プレインストールモデルってなかったんだろうな。
あれば、まだ生き残ってたかもしれない。
インフラはタダ。
そういう風に、Windowsは教育してしまったんだな。
その代わり本体で儲けて、
今や更新で儲けてる会社だろうな。
あと単純に、
wordのここがクソ!一太郎はここが最高!
と比較したサイトがないのも、
この情報化時代、比較しようがないのが残念だ。
自腹で買って、探して、比較して、
ダメだった時のリスクがデカすぎる。
一太郎はもっとわかりやすく俺にプレゼンしてくれ。
ATOKもだ。
Google日本語入力は、
いまや親指シフトと新下駄が使える、
というだけで導入を検討するレベルだし、
そういう分かりやすい何かを教えてくれないと、
人は動かないよな。
新規開拓を諦めた時点で、
ソフトって死ぬと思うよ。
芸能人がディナーショーしかやらなくなるのと同じでしょ?
ワードのむかつくポイントは沢山あるから、
列挙しても構わない。
一太郎はそれに対してどう違うのか、
逐一教えてくれる人がいるならば、
全部ぶちまける手間をかけるけど?
とりあえず最大のむかつきは、
10万字を超えるファイルでは、
露骨に遅くなることだ。
俺の打鍵速度が上がったのもあるが、
iTextではほとんど感じない。
このためだけに、俺はiTextを使う。
2023年06月18日
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