2023年06月19日

【薙刀式】親指シフトが良かったのは専用キーボードのせい

などと思ってた。
今自分の指で触っても、
いいキーボードと思うかな?


親指シフトが廃れてしまった理由のひとつに、
専用キーボードがベストで、
他のキーボードだと100%の状態ではない、
というのがあると思う。

論理配列そのものは、
僕は後発の配列より劣っていると考えるが、
いやいや専用キーボードならフルスペックが出せるのだ、
という説は説得力がある。

昔、触ったことなかったので、
表参道のアクセスにいき、
一番いいやつを触りまくってきた。

その時の記憶は鮮明で、
HHKBや東プレにはない柔らかさと軽さと優しさで、
今のメカニカルにはない、
ふわっとした非線形の打鍵感と、
底打ちのコトコトなのにブレない重厚感を、
いまだに覚えている。

ところが。


最近の自作キーボード、
特に高級といわれる4万〜15万くらいの価格帯の、
ものすごいカスタムキーボードの打鍵感は、
別の方向性で親指シフトキーボードを超えてると、
僕は思うんだよね。

方向性のベクトルは少し違うけど、
気持ちよさ、ずっと打ちたくなる感じは、
親指シフトキーボードより上だと考えている。

もちろん、
僕が金持ちならば、
そんなものを沢山買って、
オリジナル親指シフトキーボードと並べて、
みなさんうち比べてください、さあ、
なんてやってみたいんだけど、
そうもいかないよね。

だから僕が思うのは、
そんなに親指シフトがいいのなら、
今の最新技術で、
最高の親指シフト専用カスタムキーボード作っちゃえば?
ってこと。

打鍵感のチューニングができるほど自作キーボード詳しくて、
親指シフトの運指感覚に詳しい人なら、
きっとすごいの作ると思うんだ。


そんな人がシフターにいないのはとても残念だ。
(もしいて、観測範囲に入ってないならごめんなさい)

いや、
親指シフトは専用キーボードが…って言ってもしょうがない。
次の専用スタンダードが、作れる時代だぜ。



僕はここ数週間、
ずっと打鍵感改造に取り組んでいるのは、
「薙刀式が一番気持ちよく打てるキーボード」
が欲しいからだ。

先日KIHで綾木さんにオリジナル親指シフトキーボードを触らせてもらったのだが、
僕は正直今の自分の自作キーボードのほうが、
打鍵感が上だと感じている。

これで親指シフトを打ったらどうなるかはわからない。
親指シフトには適したチューニングがあって、
それが薙刀式と異なる可能性は高い。
(手の構えからして違うし)

だから、親指シフターが思う、
最強の親指シフト物理キーボードで、
親指シフトを打ってみたいんよね。

それでなお、
やっぱり薙刀式のほうが優れてるぜ、
って断言するのか、
いやいや、親指シフトが優れてる部分はここだな、
などと議論したいのだ。


もともと配列なんて個人の文房具だから、
合う合わないがあって、優劣ではないと考えている。
こっちの最高は見せるから、
そっちの最高も見せてよね、
と言ってるわけだ。

そんな人が、自作キーボードイベントに、
わざわざ乗り込んできたら面白いんだけどなあ。
サリチル酸焚き付けて、
勝間和代呼びませんかって言ったろかな。笑
posted by おおおかとしひこ at 13:27| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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