2023年06月25日

【自キ】指の自重より重いか/軽いか

キーが重い/軽いの基準値はどこなのか。
相対的に重い/軽いは言えるけど、
絶対的な基準ってあるのかな、と考えて、
「指の自重」との比較で決まるのでは?
と考えた。



キーを押す。この時バネの抵抗があり、重く感じる。
キーを離す。バネが自由運動で戻り、
接触し続けてるなら、指が戻りの反力を感じる。

これが、究極的に力を使わないなら、
指の自重との比較で決まるのでは?と思ったのだ。

指を乗せた時に、
自重<押下圧ならば落ちない。
しかし自重>押下圧なら勝手に打鍵される。
僕は指を浮かせて構えているので、
理想は乗せた瞬間に打鍵が始まりたい。
(指を乗せて考える人は嫌だろうが)

指をリリースしたときに、
自重<押下圧なら、「キーが返ってくる」感覚があろう。
HHKBを始めて触った時、これが気持ち良いと感じた。
黒軸60gのこれは気持ち良いが、
行きが重いのがなあ。
行きが軽くて戻りが強いバネって原理上作れないよね…

で、
自重>押下圧ならば、
指の戻りよりも押下圧が低く、
隙間が生じるのかもしれない。
つまり、指が浮いてて、キーが遅れて戻っている。

=ならば、その中間というところか。


僕は軽いバネを求めて、
アクチュエーションレベルで、
45→35→30→20
と来た。
20gくらいが丁度いいなあと思って使っている。

で、指の自重との関係性が気になった。

今戻りの部分をとにかく考えていて、
戻った時にステムがトップハウジングに当たって、
ビィィィンって自由振動をするのを、
なんとか制振しようとしているからだ。
これ、重いキーの時に気にならなくて、
軽いキーの時に気になるのはなぜか?
というのが気になったんだよね。

で、重いキーの時は、
指から力を抜くとキーがくっついたまま戻り、
軽いキーの時は、
指とキーが離れて戻ることに気づいた。

重いキーの時は指+キーキャップ+ステムの質量の、
重たいものが戻り衝撃になり、
指がある程度衝撃を吸収するが、
軽いキーの時は指が離れているため、
クッションとしての指が機能せず、
キーキャップ+ステムという硬い物体が、
トップハウジングにあたってビィィィンってなるな、
と思ったわけ。

なので制振したいなら、
柔らかい物体を挟むしかないかな、
というのが現在地。


で、軽いキーのときだけ、
指とキーが離れて戻るのならば、
指一本の自重との比較で決まるんじゃね?
と思って、調べてみた。

個人差があるのか、なかなか出てこない。
比重1として計算したものは見つけて、
その計算によると、
指一本大体24g。

おおう。
指よりわずかに軽い20gを僕が愛用してる理由がわかったわ。
自重で丁度アクチュエーション近辺になるやつが、
僕の理想なのか……………

ボトム25gのバネがMX系にないため試せないが、
それもまた一興かも知れない。


そう、僕30gだと「抵抗があって重い」と感じたんだよね。
もっとスッと書くには、
理想的には指の自重で書けるのが最高では?と。

ペンは紙についた瞬間からインクが出るんだから、
キーボードもそうなって欲しいと思った。

ただ軽すぎるバネは底打ちで指を痛めるので、
20〜25g当たりだなあと思っていたら、
うーんそれが指の自重だったとは…


小指がまだ重いなあと感じるのは、
小指の自重が軽いからだろう。

これ、秤とかで測れるんだろうか?
posted by おおおかとしひこ at 15:20| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック