2023年06月28日

音楽と動作

モデルは音楽に合わせずに歩くらしい。
へえ、知らんかった。
知らんかったらショーのシーンで音楽に合わせて歩いて!
って指示出しちゃいそう。
https://twitter.com/KishinoYUICHI/status/1673301293996318720?s=20


昔からずっと感じてたパリコレなどへの違和感は、
この非シンクロ性だったのかー。
これは興味深いな。

でも別に音楽に合わせて歩いてもいいんじゃないか、
と思うな。
音楽に合わせて決めポーズ取ったほうが、
「服の動き」と一致して気持ちいいと思うが。

もちろんその決めポーズが、
人が主になるのではなく、
服が主になるポーズにするべきだろう。


東京ガールズコレクションなどを見てると、
どんな服を着てるかではなく、
「誰がどのブランドを着てるか」
という情報を食ってるだけのような気がしなくもないから、
別に服がスターじゃなくてもいいような気がする。



音楽とシンクロするかどうかは、
実は根深いテーマがありそうだな。
80年代に音楽に合わせてカットを切り替えるだけで、
ミュージックビデオ的な演出と言われて、
若者は熱狂したし、
年寄りはそれは映画じゃないなんて非難してた。
今はあからさまなそれは古くなり、
しかし感情と音楽の一致は、
強いポイントがあっていると気持ち良い。

こないだ祭りの練習なのだろう、
太鼓の音がずっと聞こえていたが、
それに合わせて体を動かすと気持ちいいよね。

それをわざとテンポを外すことは、
異化効果を産むということだね。

じゃあ逆張りでオンテンポのファッションショーを考えたくなるな…
posted by おおおかとしひこ at 10:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック