村井良大ファーストコンサートってなに?
事後のツイートで知る。
そんな興行がありえるのかー、ミュージカル色々やったもんなあ。
そしてそのオープニングが烈風の証と聞く。
うむ。これはたぎるものがある。
実はキャラソンの中で一番好きな曲。
キャラソン、
製作が遅れて、編集に全く間に合ってなくて、
8話以降しか入れられなかったんだよねえ。
だから風林火山-黄金剣の話になる、
後半しか使えなかった。
もし一話から揃っていたら、
烈風の証は風魔烈風使用シーンに使えたはず。
対壬生戦、対武蔵戦なんかにガンガンかけれたのに、
小次郎の活躍は8話の風林火山を偶然使ったときを除けば、
ラストまでないんだよね。
曲調からして明るいから、
麗羅の死には使えないしで、
結局最終決戦まで持ち越しになってしまったのが、
とてももったいなかった。
そもそもキャラソンは舞台用に作っただけだったんだけど、
作ったら出来がいいので、
急遽ドラマに使えないかってなった記憶がある。
竜魔のTMNばりのノリノリ前奏なんて、
伝統的な風魔観ではないけど、
新しい感覚だなと思ったので、
なんとかして使う場面を探したものだ。
(12話の武蔵とのサイキック対決は、
静かで狂気のある感じの戦いをイメージして撮影したのだが、
そのあとにキャラソン入れることになったので、
急遽対峙して重力波の対消滅を打つところに、
被せる編集に直したんだった)
麗羅は11話で活躍するからジャスト使えたので良かったけど、
問題は霧風と羽兄弟。
霧風はギリギリ屋上の陽炎戦で霧幻陣使うシーンがあったから良いものの、
あれで霧の予算が尽きたので、
あのワンチャンしか使うところなかった。
なので麗羅デビュー戦にも関わらず、
霧風のキャラソンがかかる不思議な回に…
約束の羽の使い所がなくてね…
5話に間に合ってればなあ。
項羽が死ぬところに一番、
小龍の覚醒に二番、
なんてペアリングで使う手もあるのに、
その時は存在しなかったのだ…
まあ永遠の刹那をかけられたから、
名シーンにはなったんだけどね。
DVDで音楽差し替えも考えたんだけど、
すでにその予算もなかったです(白目)
うーむ、つくづく1話に間に合ってれば、
前半戦にいかようにでも組み込めたのだが…
浅倉さんとも一回も会ってないし、
それでもよくキャラの感じを掴んでてて、
楽曲的にはいいラインナップだと思うんだよな。
できれば劉鵬のも欲しかったし、
白虎紫炎や陽炎も欲しかったよね。
壬生と武蔵は12と13で使えることは良かったんだけど、
じゃあ全員分欲しかった(贅沢
そういえばキャラソンが完成した時はすでに最終回撮影中で、
その時のメイキング映像がキャラソン特典映像に使われたので、
放映前に壬生の死のネタバレがあって、
みんな大騒ぎしてたよなあ。
壬生…アディオスなのか…みたいな空気になってた。
でもいい死だったので、みなさん満足されてよかったです。
何もかもが初物づくしで、
手探りで作ってたドラマでした。
予算がないとはいえ、
各社お金を出した寄り合いみたいなもので、
4本分やったらプロジェクト解散だったのが惜しまれる。
次あればもっとうまくやれたのになあ。
ということで、
キャラソンのない手探り状態の7話まで、
キャラソン祭りの8話以降は、
雰囲気が変わって、
結果的に聖剣をめぐるドラマに変調するので、
ちょうどよかったとも言えるな。
結果論ですが。
個人的には小次郎と壬生の前奏が大好き。
ロック調が好きなだけとも言える。
そうそう、最終回の決着は、
絶対無音でやりたかったので、
そのために前半にガンガン烈風の証を流したんだよね。
そんな計算もありました。
舞台は半分コンサート半分演劇みたいな、
宝塚スタイルがイメージされてたはずなんだけど、
僕がドラマ版ストーリーを複雑に組んだので、
駆け足的になっちゃったのはすいません。
30分×13と90分の舞台じゃあ、構成が全然違うよね。
そんな思い出がある曲たちでした。
ファーストコンサート、
やっぱり間奏でエアギターやったのかしら。
2023年07月11日
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