2023年08月14日

【薙刀式】連続執筆のペース

10分で1500字くらいいつも書いていて、
それはよく記録しているんだけど、
実際はもっと長い時間書く。

昨日ブログ記事を連続2時間書き続けて、
8500字という数値を得た。


書けば書くほど、
最初よりペースが落ちることは、
経験的にわかっている。
1500字が10分で書けるからといって、
30分で4500字は書けない。

1時間で5000字あたりが経験値。

つまり経験的な数値は以下。

 10分 1500字
 60分 5000字
120分 8500字


これを満たすモデルってどんなんだろう?
10分ごとに8割速度が落ちていくモデルだと、

経過時間 10分あたり 総文字  実際
 10分 1500   1500 1500
 20分 1200   2700
 30分  960   3650
 40分  768   4418
 50分  614   5032
 60分  491   5523 5000
 70分  393   5916
 80分  314   6230
 90分  251   6481
100分  201   6682
110分  161   6843
120分  129   6972 8500


うーん、等比級数的に落ちていくわけではないようだ。
直線近似も出来なさそうだし、
もっと複雑な疲労曲線があるのかなあ。

いくら二時間連続で書いたからといって、
最後のほうが10分200字を切ることはないよなあ。

ある種のまったり曲線があり、
疲労すると淡々としたその速度に漸近する、
というモデルもあり得るかな。

しかしどういう理論があるんだろう。
そんな先行研究はないか。


人間の頭は疲労があるし、
書くべきことも頭の中からなくなっていくし、
肉体も疲労するしで、
〇文字/10分のペースで、
そのまま書けると思っている人はいないだろう。
じゃあどれくらい落ちるんだろう。

調子のいいときと悪いときの差も知りたいな。
調子がいい時って休みなしで2時間書けたりとか、
連続時間が多いことが多くて、
文字を書く速度自体は上下しないよなあと。


こうした「長時間書くこと」について、
タイピング業界、エルゴノミクス業界、
自作キーボード業界は、なんら知見を持っていない。
そもそも2時間で日本語8500字書くことないかもしれないなあ。

ちょっとした論文(1万字)ならば3時間あれば書ききれるかもね。
内容が決まってればだけど。

ただ、英語の論文は音声入力で1時間って話は聞いたことがある。
日本語に直して何字かは不明だが、
卒論って大体1万字らしい。



これくらいの議論をしたいときに、
〇打/秒とか、〇カナ/分とか、
まじでどうでもいい。
そういう時に便利な配列ってなんだ、
という議論が、実戦レベルの話なんじゃないのかなあ。


配列評価の基準に、
「一万字を書くときにもっとも効率がよく、
速く、楽な配列」
というのはあってもいいかもしれない。
どういう評価の仕方をするべきかはまったくわからない。

そもそも一万字は長距離じゃないから、
ほんとは十万字くらいから長距離だろうなあ。
十万字ともなると統計取るのが大変なので、
一万字基準になりそう。


昨日のようにぶっ続けで倒れるまで書く場合もあれば、
ちょこちょこ書いて、8時間で1万字、
みたいな例もあるだろう。
どういうときにどう違うのか、
誰も調べていないだろうな…
posted by おおおかとしひこ at 09:11| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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