2023年08月14日

【薙刀式】速さという結果をどう見せるべきか

配列を変えよう。速くなるぞ。

少なくとも薙刀式だと、
6000字をqwertyで3時間かかって書いてたものが、
8500字を2時間で書けるようになる。

速度で言えば2倍、分量で言えば1.4倍、
書けるようになる。


ちまたに溢れる配列論では、
測定可能な速度が、客観的、標準化された数値のため、
「ランダムワードを一定打つ」
ことのタイムを競うことになる。
精々無呼吸連打、30秒くらい。

これはそもそもコピー打鍵であり、
思考速度や変換速度や書き直しなどの総合的なものを見てなくて、
ただ指の反射神経のみを測定してるようなものだ。
(そして攻略法でいうと、
意味を見ずに反射だけでやった方が速いらしい。
まるで昔の駄目な写経のやり方ではないか。
文字を書く意味がなく、ただの作業になっている)


もっとも、それしか皆で競えるようなルールが、
ないということもあろう。

だから、
飛鳥や新下駄や月が、
果敢にタイパーの土俵で挑戦するのは面白いのだが、
本来の、新配列の土俵での速さを定義できればいいのになあ、
などと僕は考えている。

創作打鍵、数時間単位という枠組みでね。



少なくとも、
配列を変えて速くなることの意味は、
「他人よりコンマ一秒でも速くなろう」ではないだろう。
「現状の自分の速さより、
速くなりたい」という自分比較のはずだ。

だとしたら、
変える前の配列(多くはqwerty)で、
創作文のある程度の平均を取っておくとよい。

正確に取ってなかったことを僕は後悔してるけど、
おおむね6000字を3時間かけて書いてたなー、
という記憶はある。

現在薙刀式で、2時間で8500字とか書いちゃうわけで、
そりゃあ爆速にもなりましたよ、
2倍以上に。

もちろん疲労度では1/10くらいにはなって、
全然小指は痛くないね。
(これは自作キーボードもデカい)



本来の目的、
たとえば小説やブログでの、
新旧の速度をちゃんと測定した人って、
どれくらいいるんだろう?

便宜上のタイピングソフトでの、
秒何打とかどうでもよくて、
本来の目的での効果測定だ。

反復横跳びの回数と、
プロ野球選手の年間成績は、
ある種の相関はあるだろうが、
反復横跳びだけで成績はわからないだろう。

最終目的から見て、
配列を変えて速くなったよー、
という実例をたくさん知りたいよね。


モテるブレスレットで彼女が出来るなら、
サンプル数1じゃだめだ。
100人、1万人が効果を実感しないと。

そういう意味で、
配列は速くなるぞ、という例を集めたいものだね。


僕は短期的には3倍くらい速くなり、
長期的にも2倍は速くなった。
速くなって思考は10倍くらいクリアで、
文章の質的にも2倍くらい良くなってるんじゃない?

生産量は10倍くらい増えたかもね。
qwertyで小説なんて書けなかったものね。
せいぜいブログで精一杯だったわ。


こうした数値的実感を用いて、
みんなもっと語るべきだ。

親指シフトでqwertyの1.2倍速くなり、
思考は3倍くらいクリアになった、
生産量は変わらないが腱鞘炎完治、
みたいなことでもいいよ。

つまり、
コストに対するリターンの定量化だ。



人による、というのが最初からわかってる答えだが、
どんな人はどんだけ伸びるのか、
傾向があるとしたら知りたいよね。

おそらくだけど、
「明日からその新配列使えなくなります。
qwertyに戻して」と言われたら、
みんな絶望するだろう。
それくらいには、新配列はただしい。

ただ、その主観的感覚は他人には伝わりづらいから、
数値で示せるといいなと。
収入が倍に!でもいいけどさ。



僕は短期的には3倍くらい速くなり、
長期的にも2倍は速くなった。

書ける量が1.4倍に。


数値で出せると、リターンが説得しやすい。
posted by おおおかとしひこ at 20:37| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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