配列を変えよう。速くなるぞ。
少なくとも薙刀式だと、
6000字をqwertyで3時間かかって書いてたものが、
8500字を2時間で書けるようになる。
速度で言えば2倍、分量で言えば1.4倍、
書けるようになる。
ちまたに溢れる配列論では、
測定可能な速度が、客観的、標準化された数値のため、
「ランダムワードを一定打つ」
ことのタイムを競うことになる。
精々無呼吸連打、30秒くらい。
これはそもそもコピー打鍵であり、
思考速度や変換速度や書き直しなどの総合的なものを見てなくて、
ただ指の反射神経のみを測定してるようなものだ。
(そして攻略法でいうと、
意味を見ずに反射だけでやった方が速いらしい。
まるで昔の駄目な写経のやり方ではないか。
文字を書く意味がなく、ただの作業になっている)
もっとも、それしか皆で競えるようなルールが、
ないということもあろう。
だから、
飛鳥や新下駄や月が、
果敢にタイパーの土俵で挑戦するのは面白いのだが、
本来の、新配列の土俵での速さを定義できればいいのになあ、
などと僕は考えている。
創作打鍵、数時間単位という枠組みでね。
少なくとも、
配列を変えて速くなることの意味は、
「他人よりコンマ一秒でも速くなろう」ではないだろう。
「現状の自分の速さより、
速くなりたい」という自分比較のはずだ。
だとしたら、
変える前の配列(多くはqwerty)で、
創作文のある程度の平均を取っておくとよい。
正確に取ってなかったことを僕は後悔してるけど、
おおむね6000字を3時間かけて書いてたなー、
という記憶はある。
現在薙刀式で、2時間で8500字とか書いちゃうわけで、
そりゃあ爆速にもなりましたよ、
2倍以上に。
もちろん疲労度では1/10くらいにはなって、
全然小指は痛くないね。
(これは自作キーボードもデカい)
本来の目的、
たとえば小説やブログでの、
新旧の速度をちゃんと測定した人って、
どれくらいいるんだろう?
便宜上のタイピングソフトでの、
秒何打とかどうでもよくて、
本来の目的での効果測定だ。
反復横跳びの回数と、
プロ野球選手の年間成績は、
ある種の相関はあるだろうが、
反復横跳びだけで成績はわからないだろう。
最終目的から見て、
配列を変えて速くなったよー、
という実例をたくさん知りたいよね。
モテるブレスレットで彼女が出来るなら、
サンプル数1じゃだめだ。
100人、1万人が効果を実感しないと。
そういう意味で、
配列は速くなるぞ、という例を集めたいものだね。
僕は短期的には3倍くらい速くなり、
長期的にも2倍は速くなった。
速くなって思考は10倍くらいクリアで、
文章の質的にも2倍くらい良くなってるんじゃない?
生産量は10倍くらい増えたかもね。
qwertyで小説なんて書けなかったものね。
せいぜいブログで精一杯だったわ。
こうした数値的実感を用いて、
みんなもっと語るべきだ。
親指シフトでqwertyの1.2倍速くなり、
思考は3倍くらいクリアになった、
生産量は変わらないが腱鞘炎完治、
みたいなことでもいいよ。
つまり、
コストに対するリターンの定量化だ。
人による、というのが最初からわかってる答えだが、
どんな人はどんだけ伸びるのか、
傾向があるとしたら知りたいよね。
おそらくだけど、
「明日からその新配列使えなくなります。
qwertyに戻して」と言われたら、
みんな絶望するだろう。
それくらいには、新配列はただしい。
ただ、その主観的感覚は他人には伝わりづらいから、
数値で示せるといいなと。
収入が倍に!でもいいけどさ。
僕は短期的には3倍くらい速くなり、
長期的にも2倍は速くなった。
書ける量が1.4倍に。
数値で出せると、リターンが説得しやすい。
2023年08月14日
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