ような気がするので、
共通点を書いておく。
・根っこであれとあれがつながる、がある。
ただ表面上の連続性だけでなく、
深層の方でのつながりがないと書けない。
・接木ができる。
ただ、あれもこれもとやると、
繁茂しすぎて本質が見えなくなってしまう。
・剪定ができる。
やりすぎると死ぬ。
多少切りすぎたかな、と思っても、
またうまく生えてきて整うことが多い。
・自然に任せてはびこらせて、
正しい形になる確率は少ない。
剪定や水やりなどの管理をきちんとやって、
はじめて見れるものになる。
・しかし下手な剪定よりも、
勢いに任せた成長点の力の方が強い。
・上手な剪定とは、まるで自然に力強く、
のびのびと伸びたように見えるようにしたものであって、
切った貼ったが気づかれたら下手なのである。
(多くの初心者が、最初から最後までたった一回書けば、
執筆が終わりと思うのはこのせい)
・切りすぎたものの接木は失敗する。
生命力がある限界というものがある。
・自由な空間の方がのびのびするか、
ある一定の囲いで囲った方が伸びるかは、
その木の性質による。
・批判という日照りが続くと枯れる。
評価という水やりをすると育つ。
ただし水やりしすぎは根腐れする。
・機能しなくなったところは切除して、
別のところから伸ばした方が復活しやすい。
・成長はとてもゆっくり。気が遠くなる。
・うまくいけば花が咲き、実がなる。
こんな感じかな。
剪定とか地下茎のつながり方を想像することは、
手慣れていないとわからないだろう。
水やりも上手下手があるものね。
シナリオ工学と称して、
シナリオを機械部品や電気回路のように捉える考え方がある。
じゃあパーツを使い回したりできるのかな?
昔の名品からパーツ取りだけできるのかな?
パーツ屋ってあるのかな?
ジャンクパーツを修理すれば使えるのかな?
自作キーボードで機械に触れれば触れるほど、
機械部品としてシナリオを捉えることの、
限界があるように思える。
人間の書くものである以上、
そしてそもそも楽しむ側が人間である以上、
生体に近いものなんじゃないかなあと考える。
というわけで、
植物に似てるなと感じた。
植物なら動物の手術より簡単でしょ、たぶん。
2023年10月03日
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