トラネコマンという方のTwitterにあった。
画像を貼っておく。
すべての子音×5母音を、とりあえず埋めたろ的な、
99式ローマ字に通ずる発想。
注目すべきは、おそらく変体仮名での実装というところか。
さしすせその「し」だけsh音でよれてるとか、
拗音を8母音に拡張しなくて済むとか、
組み合わせ上あるはずなのにないやつがあってモヤモヤするとかが、
全部解消するアイデアだ。
ただあまりにも見慣れなくて、
異世界の言語のように見えるね…
完全なる表音記号としてのカナは完成するが、
これで書かれた文章とかみてみたいな。
読めるんだろうか。
漢字の振り仮名もすべてこれで見てみたい。
音読みは拗音がないから、
必ず2カナに統一されるかな?
僕は以前、
かつてこれらの中に失われた発音があり、
それが失われた変体仮名に対応していたのではないか、
現代では同一表記だが、
かつては区別されていたのではないか
(「か」と「くゎ」のように)、
のような大雑把な仮説を出してみた。
関西弁をカナで書くとなんかニュアンスが変になるので、
それ専用の変体仮名があったんじゃないかと感じるんだよね。
「なんでやねん」よりも「なんデヤねん」
とカタカナで書いた音は「でや」ではない音のような気がする。
さらに標準語から遠そうな、
東北弁や沖縄弁や鹿児島弁などは、
異なるカナの体系で書いた方がいいのでは、
と妄想することもある。
単にイントネーションの問題なんやろか。
それとも。
世界標準の発音記号で、
すべてのニュアンスを汲み取れるんだろうか、
そこのところも詳しくはわからない。
僕の中ではカナが脳内発声しないため、
音については特に僕は鈍感だ。
なので不思議な感覚なのよね。
カナはほんとに楽譜のように、
音を表記し切れてるのかなあ。
2023年08月29日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック