ABと違うものをカットバックして、
状況を作っていくことはよくやる。
それを二回繰り返して、
ABABとなることはよくある。
これを並び替えて、AABBとすると、
さらに情報が圧縮できる時がある。
A1B1A2B2としよう。
1ターン目に与える情報量が多い時、
2ターンに区切ることはよくある。
一発で理解できないから、
二つに分けたわけだ。
ところがリライトする中で、
削っていくことがあり、
1ないし2が、痩せていくことがある。
元の構造はそもそも分量が多いから、
分割して食べやすく切っていたのに、
全体が痩せてるならその必要もない、
ことが多い。
そういう箇所を見つけたら、
A1+2、B1+2のように、統合してしまうとよい。
単純に貼り付けるのではなく、
直結することで、
もとの分量よりも更に減ることがわりとある。
これは経験則だ。
言葉を尽くして説明するよりも、
あとはニュアンスで分かるだろ、
という風に短くカットできることが、
稀によくあるんだよね。
ABABABAB…と連続しているところでも、
どれかはそう出来るかも知れないので、
説明部分などはとくに圧縮できる可能性があるぞ。
もちろん、
それで全体のリズムが壊れて、
分かりにくくなるなら意味がないので、
それが良かったかどうかは、
元原稿と比べて評価しよう。
ダメだったらナイストライと褒めて、
アンドゥすればいいだけのことだ。
冗長さを縮める一番いいところは、
スピード感やテンポだね。
一方、足を止めてでもちゃんと聞きたいところもある。
それはテンポ感という全体のオーケストラ指揮者が決めればよい。
2023年10月28日
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